「選択と集中」は間違えていたのだから研究費をばら撒かないといけない、
将来、どれが当たるかなんてわかる目利きなんて出来ないのだから、お金をばら撒かないといけない、
投資もインデックス投資のように分散させてるのだから、お金をばら撒かないと、
という声がある。
賛成意見が多い中、あえて、そうか?という意見を出してみたい。
過去の研究事例を調べると同時に、応用先の市場調査も実施するのではないだろうか。
税金を投入するのなら、それなりに納得感のある理由付けが必要だろう。
もちろん将来化けて莫大な利益につながるかどうかなんて誰にもわからない。
誰にもわからないが、リサーチした研究者がまだ他の人よりも利益につながるかどうかという結論に近いはずである。
研究者は経営のプロでもないので、分析が足りないなどあるだろうが。
エンタメ、観光などとも結び付けられず、パトロンも見つけられず、お金にはなりそうもないが、研究は続けたい。
研究内容を漫画にして面白おかしく伝える能力はないし、漫画を書いてもらうお金もないし、パートナーも見つけられない。
クラウドファンディングなんて研究を冒涜するようなお金の集め方は出来ない。自分の研究は高尚なものだ。
YouTubeなどで、自分の研究を広く知ってもらうのはこっ恥ずかしい。
というのは、難しいのではないだろうか。
全く新しいものは海外にまかせておき、上手くいきそうな研究をいち早くキャッチアップする。
それでいいのではないか。