2021-08-05

お盆事件

八つ墓村みたいな辺鄙な村に隠された事件というのは珍しいことではないのかなと思ったこ

僕が約20年ぶりにある山村曽祖父の家を訪れた。僕は東京まれだが戸籍はその山村にある。村の中では一応、名士の家とされていて、お屋敷のような家がある。

明治まれの高祖父国策林業成功したらしい。

でも戸籍からすれば、その4年後に隣村に転住している。理由ははっきりしないが、林業は続けていたらしく、のちの雷災の年には損木の代金で村に神社を建立したという家記録がある。娘が6人いて、中で作家を目指した娘は上京して平塚らいてう会社に入ったそうだ。

娘は美人で転住した年に大阪商業学校出身地元実業家の卵と結婚した。実業家イケメン。そりゃ願ったりの結婚だったことだろう。で実業家の卵は何をしたかというと、結婚早々、家資金で作った水力発電所社長に収まった。約500世帯電気を売っていたそうだ。ただ戦争国策でそれが接収されてから運送業に転業した。

まあそこそこ成功者のイケメンだった高祖父だが、その家には不自然な記録が少なくない。村の人は何故か過去を語らない。

ひとまずその先の主な出来事

林業家の娘と実業家の子は、娘1人を得た。その家族は何故かコーヒーチーズが好物。

・その娘はのちに実業家の親戚と結婚

・娘夫は軍の化学者敗戦後に死亡したが、その場所図書館

神社杜氏名は分かるがどこにあったか、今もあるのか不明

過去の分かる限りのことは

林業家の息子は9歳で家督相続したが23歳で死亡し、林業家がまた家督になった、林業家はのちに実業家家督を譲った

そもそも林業家も婿入りした人物で妻の姓を名乗った

林業家妻は、家が庄屋だったが親が庄屋を退任。つまり父親も婿。

林業家妻の母親戸籍上は転住前に婿夫より先に亡くなっているが死亡日が分からず、位牌や過去帖の記録もない。ただしそのまた両親は記録がある

9歳で家督相続すれば普通はその祖父母は生きてる年だし、実業家肖像写真の中には口ひげに陽気な微笑をたたえたイケメンがいる。涙袋のある顔貌だ。整形かもしれない。いわゆる明治人物にはとても見えず、留学帰りかサイコパス匂いがしてくるほどなのだ

そしてこの家の主な人物の中で死亡日が分からないのは、その実業家義理母のみなのだ

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