アフリカのサラリーマンで「会社やめるリスク背負ってまで痴漢する奴なんかいない」って言われてたり、逆転無罪の事例を紹介するバラエティで「あと1週間で披露宴の人が痴漢なんてしないですよ」と弁護士が主張してたりしたけど、
舞台実写化アニメ化秒読みのところで痴漢やった漫画の原作者やら、女子中学生に精液をかける痴漢をした小学校教頭やら、三年連続三回痴漢した就職先も決まってる東大生やら、例に出すまでもない。
被害に遭う女性と違い、「普通の男性」は「性犯罪とは性欲が我慢できない奴が露出の多い美人を触ってしまうもの。社会的な死をリスクにしてまでやってしまうのだからそうに違いない。社会的に死ぬからやる奴は滅多にいない。だから大半が冤罪だし、リスクかけてブスを触るとかありえない」と思っている。
そうじゃない。性犯罪者は性犯罪をする際にリスクとか損得とか考えないんだよ。しかも性犯罪すればする程、こんな女性は声を上げない、こうすれば声を上げない、声を上げられてもこうすれば大丈夫と学んでいくからリスクを軽視するようになる。
「どこかの高校の制服がかわいいってサイトで嗅ぎつけてきてそのJKに痴漢するためにわざわざ仕事やめて福岡から山形や長野に遠征してきて複数回捕まった奴の裁判を見て笑った」と聞いた。性犯罪者はそれだけ周到に、執念を持って、労力を割いて加害するんだなって怖くなった。
「掲示板を見て集まった5、6人の埼京線痴漢グループの男の一人は兵庫県の小さな島から、フェリーと深夜バスを使って上京してきていた」というニュースもあった。