2021-03-18

大学職員が教える授業料免除に通るたった一つの方法

ずばり、申請しましょう。

申請準備の中で不明な点があれば、大学に問い合わせましょう。

インターネット上には様々な授業料免除体験談ノウハウがありますが、以下の点で信用しない、むしろ見ないことをお勧めします。

(1)そもそも大学によって免除審査方法は違う

私立大学授業料免除が各大学によってバラバラなことは当然ご理解いただけると思いますが、現在国立大学法人化し、各大学独自基準審査を行っています。同じ国立大学からといって、同じ基準審査は行われていません。

また、同じ大学内でも学部修士博士専門職の課程で取り扱いが異なることや、留学生とそれ以外の取り扱いが異なることもあります申請年度によっても取り扱いは変化していきます

インターネット上にあるノウハウは「あなた所属する大学」の「あなた所属する課程」の「今期」の授業料免除の参考になるものではないと考えたほうが無難です。

(2)学生主観と実際の審査基準は異なることが多い

学生が「~~~だったか免除になった!」という体験を綴っていることがありますが、それは本当の審査基準なのかどうかは大学しかわかりません。そして中の人から見ると、往々にして認識は誤っていることが多いように思います

(3)「ネットにこう書いてあった」という主張は無駄

大学ルールを決めている以上、「学生結婚したら半額免除だと聞きました」とか「学振採用されたら全額免除だとTwitterに書いてありました」等の主張は無駄です。そういう噂を調べている暇があるなら、免除のしおりを読んで書類を準備する時間に充てましょう。

とにかく、少しでも免除希望する気持ちがあるのであれば申請を行いましょう。

免除申請すれば、どの書類必要なのか、そうではないのかも教えてくれますし、結果に納得がいかなかった場合はその理由も(可能範囲で)公開してくれるはずです。

実りの多い学生生活になることをお祈りしています

  • そうは言ってもも法律で決まってるんじゃないの。 俺は貧しい家庭で余裕で授業料免除が通る要件を満たしてるけど、ただ一つ「三浪以上」って事で免除が通らないよ。 大学に文句い...

    • 元増田による補足です。 国の制度である修学支援新制度には、確かに入学までの期間に制限があります。 この制度は法律で決まっている(=全大学共通)のですが、この制度と合わせて...

      • でも今は文科省が実質強制してくるので独自基準を作るのは無理になりつつあるよ。

        • 横から申し訳ない。 修学支援新制度(JASSO新給付型奨学金)と各大学独自で行う入学金・授業料免除は制度そのものも予算配分もまったく違うもので、文科省が入学金・授業料免除の基...

  • 高校義務教育化が先だよ。

  • 弁護士資格までいらない、行政書士で十分だったはず(国公立)

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