2021-02-25

こぶたのピグリンブランドのおはなし

ピーターラビットシリーズの中でも群を抜いて分かりづらいと(自分の中で)評判の一遍「こぶたのピグリンブランドのおはなし」

子供の頃ビデオで何度も見たがいまだに謎の多い作品だ。

その理由というのは、動物中心のこのシリーズにしては珍しく何人もの人間ストーリーに関わるレベルで登場すること、

そして彼らの行動原理が(恐らく)当時の社会常識・情勢に沿ったものであり現代の我々から理解が難しいこと、などにある。

主な疑問点はこんなところだろうか。ググって出てきた答えも書いたけどどこまで正しいのかはわからない。

ちなみに増田ビデオ版のみ履修しており、原作は未読である



→単に口減らし。一番デキのいい子1匹だけを残して残りは追い出したらしい

比較的利口に描かれているピグリンも一番ではなかったという衝撃

  • 市場に行って何をさせるつもりだった?

→雇ってもらうため、らしい(ベーコンにされるためではなかったのか……!)

→豚を雇う、とは……?

不明。これがあれば市場に行ける、なければ農場を出てはダメらしい

→単に、個人の移動に制限があった時代、というだけ?

→→でも農場おっちゃんは好きに市場行ってそうだな……

境界線を超えれば自由になれる という話だが、一体何なのか

自由になれるなら市場行かず、逃げて自由に暮らせばいいのでは(というか、そういうエンディングだったけれど)

→グレトナ・グリーンのことでは? と書いている人がいた

しかも歌っているのも豚という

→歌は別件逮捕の口実のようなもの威圧できればなんでもよかった?

→横柄な警官が多くしょっちゅう弱者を踏みつけにして点数稼ぎをしていた、みたいな描写だろうか?

不明ビデオ版ではその後一切描写がなかった

→「近所の農園で雇ってもらえてよかったね」と書いてる人がいた。そういう話だったのかな?

不明

監禁部屋が狭かったから1匹しか入らなかった?(ピグリンを捕まえたのは予定外だったので)

→先に食べる方を重点的に飼育してたのでピグリンは後回しにされてただけ?

→たぶん市で農場の作物とかがいい感じに売れたので上機嫌だった?

→売上で酒をしこたま飲んだせいでろれつが回ってなかった説

不明。本当はダメだけどみんなやってる的な感じ?

→終盤で「迷子の豚、盗まれた豚を見つけた方は、10シリングうんぬん」という会話があるので、盗むこと自体ダメらしい

→いま気づいたけど、市場で買ってもらうとか、移動に許可証必要とかの話って奴隷制メタファーだったのかな(的外れだったらごめん)


正直わからないことだらけの作品である。これは、と思う答えをお持ちの方がいたら教えてほしい。

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