2020年にストリーマー界隈で一番勢いがあったのは間違いなくVであろう。V全体の11月、12月の配信では最高同接、平均同接共に伸び悩んでいる。
にじホロのお祭り配信(1つの配信に人を集める3Dお披露目など)はどれだけ跳ねても12万程度で、数字としては夏ごろから伸びてはない、むしろ20万集めた近くこともあった夏からすると下がっている。
平均同接に至っては11月、12月においてほぼ全員右肩下がりだ。イベントの多い12月に数字としてここまで落ち込むのは非常に危険であろう。原因をいくつか考察してみた。
①APEXやりすぎ問題
Vとは逆に視聴者が1,5倍になったグループがDTN、デトネーターだ。彼らを筆頭にCRカップでリアルのストリーマーは多くの視聴者を獲得した。その事象は当たり前だ、彼らはFPSで世界と戦った経験もある猛者なのだ。APEX中にプレイに夢中で喋れないVよりも、プレイに喋る余裕もあって結果も出せて盛り上がるDTNの方が面白いに決まっている。CRカップの結果も露骨で、大量にいたVは殆ど結果は出せずプロの荷物持ち状態で、DTNは2チーム出場でそれぞれチャンピオンを取る対照的な結果、そらそーよ彼ら上手いもん。FPSのストリームに重きを置くことはあまり得策ではないと筆者は思う。
もはやVといえばにじかホロの2強状態だが、それは故のマンネリ化を感じる。要は方針も2種類しかないために色がでなくなってきているように見える。キャラを完全に守るVも少ないの相まってどの放送も似たりよったりになり、飽きが加速しているのではないか。
企業に属している以上、発言にはとにかく気をつけないといけないのは当然である。炎上についての話題で怒号が飛びあうことそのものが嫌で界隈から離れていった人も多いのではないだろうか。
ここまで大きくなったが故の難しさではるが、企業に属するということは発言内容も企業の思想として受け取られてしまうのは社会の掟であり、覆すことはできないだろう。炎上内容も少し気を付ければ済んだレベルのしょうもないことが多いので意識レベルを上げて改善していく事を願うのみだ。