と学会がやろうとして実際に止めたと言う話だが、まあそのなんだ。よく聞く話だ。
コミケで嫌いなサークルに突撃してガチモンの訴訟沙汰になった人間。
自分の話をしよう。数年前から嫌がらせのような謎のメールが届いていた。しかし、自分はズボラであり、いちいち自分に届いているメールなどは確認しないという人間だった。
だから「謎の嫌がらせが来ていた」ということすら気づかなかったのだ。これがそもそもの悲劇の始まりだった。
本来ならコミケのサークル参加を取りやめるとか、そういう事態に達していたはずなのだが、そんな嫌がらせを受けているとはつゆ知らず、自分はサークルに参加していた。
で、その後で、ネットで「あなた嫌がらせにあっていますよ」と知り合いに教えられた。
具体的に言うと、「こういう嫌がらせアカウントにひどい嫌がらせされてますけれど、あなたのメンタルの強さ本当に参考になります」と、知り合いの絵師さんに言われて初めて気づいたのだ。
そこでそのアカウントを覗いてみたら、ブロックされており、ブロック越しにこちらをストーキングをしていた。どうやら数年越しにストーカーをされていたようだ。
そこで慌てて引っ越したわけだが、そのときに初めてストーカー被害を受けていることに気づいた。
そして、弁護士を雇い、相手を特定したのだが、ここからが最悪だった。
弁護士費用は高い。そして相手が支払い能力がないというのは悲劇だった。
弁護士費用だけ払い損である。相手はというと、いわゆる精神疾患の持ち主で、そいつを逆さに叩いても1円にもならなかった。
で、なんでストーカーされたのかというと、羨ましかったらしい……。
なんだそりゃ。
ふざけんな、こっちは本を数十冊売るのがギリギリの泡沫アカウントだぞ。テメー。
そして、頭がいたいことに、ストーカー騒動はもう終わりだろうと安心していた。しかし、ここ最近、「新たにもうひとりのストーカー」が誕生した。
また弁護士に金を払うのか……。いや、弁護士さんは良い人なのだ。
しかし、もう勘弁してほしいのだ。