2020-07-06

負けず嫌い気持ちがわからない

昨今、同人オタク界隈を賑わせているおけパ島概念など、羨望や劣等感を拗らせて苦しんでいる方々をよくお見かけする。

それらのお気持ち表明を読むのだが、これに共感がわかないのだ。

過去には絵も文章Web公開していたこともあった。

今はすっかり創作活動から遠のいて、いわゆる読み専をしている。

から進行形で対抗する意識がないせいなのかとも思ったが、思い返すと現役時代嫉妬感情はなかった。

もっと遡ると、学生時代の体育を思い出す。

バドミントンダブルスの授業だった。

私はあまり運動が得意ではなく、同じく体育が苦手な友人と組んでいた。

最後の対戦相手バスケ部バレー部所属するコンビだった。

まあ、当たり前に手も足も出ない。

それでも一生懸命シャトルを追っていた。

終了間際、運よく手前にシャトルが落ちて1点だけ我々チームに入った。

やった!と喜ぶ前に、相手チームが膝をついて大声で叫んだ。

どうやら完封たかったらしく、ものすごく悔しがっていた。

大差で勝っているのに、負けたみたいに喚いていた。

まだ未熟な子どもであるから感情を抑えられないのは仕方ないけれど、今思えば相当に失礼な態度を取られている。

ずいぶんと見下されて相手をされていたのだなぁと思う。

でも、腹は別に立たない。

私は向上心闘争心があまりないのだろうと自己分析する。

そして話は同人オタク葛藤に戻る。

皆は何と闘っているのだろうか。

pixiv評価フォロワー数、憧れの相手からフォローバック、リプライ……

それらの価値は、精神を病むほど重要ものなのだろうか。

何故そんなに苦しんでいるのだろうか。

皆と私の価値観は大きく違うようだ。

顔の見えない創作者を羨んで妬んで憎んで、それが良くないことだと思って自縄自縛に陥っている。

どうしてそんなに他人自分を比べたがるのか。

欠落しているのは私のほうなのだろうけれど、本当に散見するお気持ちが欠片も理解できない。

足して割ったら皆ももう少し心穏やかに暮らせるだろうか。

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