2020-06-15

五等分の花嫁正論過ぎて泣いた

【この増田にはネタバレが含まれ可能性が高いです。】

完結したのでまとめ買いして一気に読んで、最後死ぬほど感動して2回目が読み終わったところ。

1回目を読んでいる自分は完全に自分の好みだけで特定キャラ応援して、途中でコロコロと好きなキャラが変わったりしてた。

から最後主人公選択に衝撃を受けたし、結末を泣きながら祝福しつつ今までそういう目線で読んできた自分を思いっき反省した。

2回目を読んでいるとき姿勢が180度変わっているので、感動するポイント全然違っていて、むしろこの恋がうまく言ってほしいと応援する立場で読むことができた。

作者が言いたかった愛とはなにかという目線で読めたような気がしたし、そういう目線で読めば納得できる部分が山程あることに驚いた。

最後はやっぱり泣いたけど、1回目に読んだときの涙とは意味がぜんぜん違っていて面白かった。

多分今までの自分が考える恋愛って相手私物化することだったんだなって思った。

から所有欲だけで相手を見てしまう。

これは現実世界でもそうで、会社の同僚やコンビニ店員さん、朝いつもすれ違う人なんかを恋人にしたいなって人が何人かいるけど、それって結局は相手ことなんて考えてなくて、自分のものにしたいっていう気持ちしかないんだなっていうことに気づいてしまった。

かに自分相手から私物化したいです!って言われたら相手がどんな美人だとしても嫌だよな。(そういうのが良いという人を否定するつもりではないです。)

うーん。自分の中で恋愛観が180度変わってしまった。

でも、もやもやしていた部分がすっきりしたような気もする。

相手のことを思うって言葉では簡単だけどじゃあ何ができるかと言われればとてもむずかしいことなんだな。

でも見た目でモテなくてもちゃん恋愛ができそうな気にさせてくれるいい話だった。

割とこの結末に冷水をかけられたようにハッとした人が少なくなかったんじゃないかなって思って文字にしてみた次第。

おそらく作者は最初から結末を考えてあったと思うど、やっぱり作家さんはすげえな。

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