うちは夫婦揃って心配性だから、いま家が秋の森みたいになってる。
中国やばい、ってなり始めた1月くらいからコツコツ備蓄品そろえ始めた。元々夫婦2人に対して4人分くらいの災害時用品があったんだけど、そこに追加して日用品とか食料品とか買い込み始めた。
想定としては武漢のような、外出がろくにできない、一時的に流通が途絶えて店にものがない状態。
マスクは1人頭300枚以上あるし、トレンドがすぎ始めたトイレットペーパーやティッシュペーパーなどの紙類も1月終わりの時点で3ヶ月分くらい買った。消毒液や除菌シートも。品が不足するから、という意図ではなく、いざという時外出の回数を減らすために買ったんだけど、最近はどこにも見かけなくて買っといてよかった、と心から思った。
念のため補足するけど、マスクも消毒液もそのほかの物品も買い占めはしてない。店に在庫が潤沢にあるときにコツコツ買った。1月終わりくらいには普通に店頭に売ってた。
缶詰やカップ麺はもちろん、冷凍肉や冷凍野菜、乾麺も買った。シャンプーリンス、ガスボンベ、掃除用品なんかの日用品も。家にこもることを考えて調味料や米も普段の倍補充した。車がないので隣駅の大型スーパーまでリュック背負って本当にリスみたいにコツコツ。amazonには本当に助けられた。
整理してあまり使っていない部屋に置いているんだけど、その部屋がまるでアメリカの家の地下室みたいになってる。それか秋の森。あちこちに色んなものがあるから、どこに何があるっけ?って分からなくなってきた。リスみたいだなと我ながら思う。
家族のどちらかだけが心配性だと、多分軋轢を生むこともあるけど、うちは2人とも心配性でよかった、と思った。相手が手洗いうがいはもちろん、外での除菌をきちんとしてるって信頼できるし、物で溢れかえる部屋を見て、少し落ち着けるから。
それでもコロナにかかる可能性はあるし、全部の行動が無駄になるかもしれない。仕事はリモートがメインだけど、やむを得なく外に出ることもあるから。
それに、多分ほかの人から見たら、心配しすぎで、頭おかしいんじゃない?って思われると思う。
でも、夫婦揃って同じ価値観でよかったと思う。悲しいのは、こういう非常事態に方針がすれ違うこと。私たちは心配性だけど、前向きな方で考え方が同じだったら、それはそれでいいと思う。
うちは逆。夫婦とも鷹揚で去年と何も変えてない。テレビも見ず週末は山へキャンプに行くだけだからパニックの実感がまるでわかない。
まあそりゃ何時でも要るときに必要量だけ即座に安価で供給される社会のほうが異常なんですけどね
実際コロナに限らず防災なども考えると備蓄は必要だよな 震災後、防災の備蓄リュックを買ったけど、もうあの時の(備えといたらよかった・・・)は綺麗さっぱり心から消えてる
こらー買い占めはゆるさへんでー