2020-01-05

現代ホラーゲームギャグ化しつつあるグロ描写について

BIO HAZARD:re2のグロ規制無し海外版プレイしてみたが

正直な感想を言うと規制版の方がよかった

というか海外版グロ描写バカバカしすぎる

ちょうど海外版規制版の比較動画が見つかったのでとりあえず見てほしい

著作権的にセーフかどうかは知らん)

https://www.youtube.com/watch?v=UfyKjD6m9go


動画再生すればすぐにゲーム冒頭、体験版にもあるシーンが再生される。

警察署内でゾンビの群れから逃げるモブ警察官

 シャッターの隙間からレオンプレイヤー操作キャラ)の方へと這い出ようとするが、

 ゾンビに襲われてもう一歩のところで死んでしまう」

という場面だ。

見ればわかる通り、

海外版ではモブ警察官ゾンビに噛まれ

上半身下半身が真っ二つに分断されてしまっている。

・・・

・・・・・・

・・・・・・・・・

いや、そうはならんやろ。

いくらゾンビが何体も集まったところで、

人間の歯でガジガジやったところで数秒で

上半身下半身を切断できるわけない。

筋肉内臓は無論のこと、

背骨はどうあがいても無理だし…

そもそも何で背骨をわざわざガジガジ噛んで切断するゾンビがいるんだ?

肉を食うために襲っているんじゃないのか?


ついでに、こちらはBIO HAZARD:re2の前に出たBIO HAZARD7のグロ比較動画

re:2はバイオハザード2のリメイクなので作られたのは7の方が前)

https://www.youtube.com/watch?v=q1vRGkjpK2s

注目は4:44辺りから

モブ警官が背後からシャベルを背後から頭に突き立てられるシーン

これは規制版もなんか違和感があるのだが、

規制無し版は

「後ろからキャラクターが頭にシャベルを突き出すと、

 サクッとプリンみたいに警官の頭にシャベルが突き刺さる」

というコメディアニメみたいな描写になっている。


いや、そうはならんやろ(二回目)

ぶっちゃけこういった描写を見ると恐怖というよりも笑ってしまうし

ホラーゲーマーとしてかなり萎えるのだが、

どうもこういうバカバカしいグロ版の方が人気があるらしい(規制版は「規制するな!」と叩かれまくっている)

のみならず、グロ版の方がリアル(!)だという意見すら散見される。

自分個人としては、ただスプラッタ描写をするためだけに

人体の強度を下げるとリアリティが下がって

ただのギャグ描写になってしまうので

ホラーゲームクリエイターの方々にはなるべく避けてほしいと願う。

人体はゼリーではないので。

この記事ではバイオハザード主題にしたが、

他のホラーゲーム、いや映画コミックでも似たような

「人体ゼリー化現象」が散見される。

悲しいことだ。

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