当時は震源地からは離れたところに住んでいて、揺れも小さいものだった。
しかし、「地震怖いね」なんて言いながら帰った家で見たニュースは衝撃的だった。
忘れたくても忘れられない、私が経験した中で一番ショッキングで大きな出来事だ。
しかし、それからもう8年も経ったらしい。いや、まだ8年というべきだろうか。
確か、Yahoo!はすぐに震災義援金を募り、自らも支援していた気がする。
そして今も、各「3.11」検索ごとに10円募金する、という取り組みを行っている。
各著名人がこぞってSNSでこれをシェアしているのをよく見かける。YouTuberが多い気がするのは偏見だろうか。
「もちろん私も検索しました。震災で亡くなった方々のご冥福をお祈りします。」
私はこれに違和感を覚える。
確かに今私たちがすぐできることは、検索することなのかもしれない。
たかが10円、されど10円。1万人が検索すれば10万円になる。
それが復興のために役立たれるならそんなに嬉しいことはない。
いやでも待ってよ。
それは、わたしが払った10円ではなく、Yahoo!が払った10円じゃん。
え、なんでそれで「今年も募金した!」って言えるの?
確かに8年経っても震災を風化させず、まだ義援金が必要な現実に目を向け、1人でも多くの若者の意識を変えることは立派だ。
ヒカキンさんとか、これに限らず多様な支援方法を昔シェアしてたしね。
いやでもそんなに「ご冥福をお祈り」するなら自分の財布から出せばいいのに。
YouTuber、金稼いでんなら(実際は募金してると思うけど)自分の財布から出せばいいのに。
間違ってない。でもこれで褒められるのはYahoo!のみだよ、Yahoo!が応援してるんだもん。
応援してるYahoo!を応援してる立場で、応援した気になってるの不思議。
Yahoo!の財布に頼って支援したって胸を張ってるのが謎だなって思い投稿しました。
ごめんなさい。