2019-03-03

本当の問題はなんだったのか

問題解決とそのスピード感」という話をよくされる。

それは問題が起きたその後の時点単体で言えば正しいと思う。

システム障害が起きれば何においても障害解消に当たる立場である僕なので理解できる。

それは正しい。事後の暫定的対応においては。

僕が吐いた言葉に対して「ネガティブでよくない」という理解がされた。

たぶんそれは「事後対応をしている現場の人に外野からそもそも論を投げかけたからだ」と自省する。

僕も障害対応時に「なんで〜そもそも〜してないの」と言われたらまあいらつくと思う。

ただ障害対応において、

・暫定対応による障害状態の解消

・恒久対応による根本解決

はセットだ。

先述した「問題解決とそのスピード感」は暫定対応の話しかしてない。

僕の指摘は暫定対応問題解決」の両翼である恒久対応「未然防止」の話だ。

ようするに今回そもそも論を投げかけたのは

問題を生み出さな方法組織的デザインしませんか」という提起だ。

どうもこの会社では「問題解決」が好きみたいだけど、

そもそもちょっと考えて問題を発生させない建て付け、座組にする」という、

デザイン的な思考がない点を懸念する。

たとえば、スキー旅行にみんなで行って楽しむという話があるとする。

そのとき半袖半ズボンで参加して寒くて仕方がない人が何人かいる。

でもみんなでおしくら饅頭してたから1人しか風邪を引かなくてすんだ。

すごくない?7人半袖だったのに1人しか風邪引かなかったんだよ?

問題解決スピード感

それをみてそもそも〜と思った人は次回から参加をやめるでしょう。



たとえば、BBQにみんなで行って楽しむという話があるとする。

鉄板担当の人に「お願いね、持ってきてね」と伝えたところ、当日ベニヤ板を持ってきた。

「え、板なら何でもいいのかと思った」しょうがない。焚き木をして素材をつっこんで焼いたよ。

火が通らなくってあんまり美味しくなかったけど、問題解決したし機転がきいててスピード感あふれていた俺たちらしい結果だ。

本当に俺たちはイケてる

それをみてBBQのなかで最高の料理知識経験を活かそうと思ってた人は次回から参加をやめるでしょう。

もしかして問題解決」「スピード感」とかいいながら「単に想像力が足らなくて問題を生み出して回っている組織」なんじゃないの?

その「問題解決」の結果こそ次の「問題原因」になっていくんじゃないの?

そんな「問題解決」に「スピード感」加わったらどういう会社になるの?

  • マッチポンプ!

  • おばかさん! この世の中で問題解決を生業にしてる人がどれだけいるとおもってるの!? ソニータイマーを発明したソニーは大成長、 一方で永久保証を謳ったエルピーダは倒産! どっ...

  • 話が発散して何が言いたいのかまったく入ってこない。再読するのが面倒だから、スピーディーに感想だけかくね。 「問題を起こす」→「問題解決をする」→「お客さんから感謝される...

  • これは要約班を呼ばないといけない案件だな。 だれか要約してくれめんす。

  • 増田の会社は「なぜなぜ分析」やらされないのか? 暫定対応が終わったら、なんらかの、そもそも論的な原因追及のプロセス(なぜなぜ分析とか)があると思うんだけど。 ってか増田は...

  • なんでたとえ話を2つも書いたんだ。めんどくせーやつだな。そういうところだぞ。

  •   それを確立した上で 臨機応変ということを 実行するの                                                       anond:20190303124026

  • ほんとに「問題解決」できてるの? 知らないところで火に油注いでる人いるんじゃないの

  • 障害への対応には暫定対応と恒久対応があって、障害発生直後はとりあえず今出ている問題をこなす暫定対応、それが片付いたらそもそも何が悪かったのか検証する恒久対応を行う。こ...

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