topisyuさんのこの記事を読んで色々思い出したので書いてみます。
「現在、上司からモラハラを受けています。モラハラを、受けている時の気持ちの持ち方は、どうされましたか?https://topisyu.hatenablog.com/entry/2019/01/26/073000
基本的な考えは1.「あなたは悪くない」2.「彼らの機嫌をとる必要はない」3.「モラハラはあなたの尊厳に対する侵犯行為なので受け入れる必要はない」です。
なお、これを行なってもモラハラそのものは解決しません。それは、人事部なりコンプラ部に委ねましょう。これから書くのは、なんらかの解決を見るまでの間どのようにあなたの心を守るかの話しです。
モラハラをする人はあなたを自分のコントロール下に置くために、罪悪感を植え付けようとします。
「自分がダメな人間だからこうなった」「自分が〇〇していれば問題は避けられた」とあなたに思わせる事ができたら彼らにとっては大成功です。
topisyuさんはモラハラ上司の自己肯定感を高めて問題に対処してましたが、これは揺るぎない自分を持っている人以外できないのでお勧めしません(topisyuさんも万人にはお勧めしませんと書いてますね)。
注意しないと1.の思考パターンに陥ります。自分の機嫌は自分でとるものです。それができないモラハラをする人に問題があります。
1.と2.をまとめると3.の言葉になります。私はモラハラ上司に苦しめられていた時に繰り返しこの言葉を思い起こしました。
通常であれば職場の人間関係を平和なものにするためにある程度の譲歩をお互いするものですが、モラハラをする人に対してはこの方法は機能しません。あなたの尊厳を守る事を最優先に考えましょう。
他にも、モラハラをする人は密室(物理的にも精神的にも)で事を行おうとするので周りの信頼できる人たちに話すことや会社の然るべき部署に相談すること、自尊心を保つために他の人に親切にすることや真面目に仕事に取り組むことなどもできます。
自分の場合は、発足したばかりのHRチームがうまく機能せず(会社設立数年のベンチャーだったので、その時点で彼らが扱うにはハードルが高すぎたのでしょう)退職を選択することになったのですが、上記の事を行った結果、モラハラ上司と社長以外のメンバーからの私の仕事に対する大絶賛と、退職を惜しむ数々のコメント、1人の人として私を好きでいてくれる人たちの声に送り出されて次の職場に移ることができました。
これは嫌な記憶を引きずらない助けになりました。
でもキモくて金のないおっさんが上司からモラハラされている場合はあなたもただ傍観するだけで早くやめろよと思ってしまうんですよねわかります