いや、、、人類にとって大いなる一歩なんてものは、はじめからたいしたものじゃなかったのじゃないか?
でっかい夢なんてのは、成せばでかいという目標と多大な過程があり、成し遂げたから称賛される。
なせばでかい目標なんてものはそうそうない。無論イノベーションやらででかい企業になれば後付で「でかい夢を叶えた」とかいうやつはいるだろう。
実際の行動ははこれができたらすごいんじゃない?というクラスで、世の中に有るスキマ、綻びをめがけて、
誰も称賛しないようなものを自分の頭の中で想定顧客と実物とのすり合わせを重ねて作り上げる。
無論、後ろ盾のない個人とやらの「多大な過程」なんざ、金が尽きて大半が途中で終了だろう。
組織としての投資家は金を出してくれた人に対する責任があるから、あまり未完成なものなんざに出せない。
さらには、夢を含めた感情を煽って金だけ奪っていく詐欺師も起業界隈に近いところにいる。いや、煽った夢を叶えなければ、そりゃ正しいことをやっていても詐欺師呼ばわりされるだろう。
個人としての投資家は流石にその大量の詐欺師なんかに含まれた原石なんて相手にできない。知識量的にも、詐欺師を見抜く力的にも、詐欺師を成敗する能力的にも。
そもそも「投資」という理屈がわかっていれば「いくら金と期間が必要で、それができればおおよそこれぐらいの売上と利益が出せる」というのが必要だ。
「まだできていないし、見立ても全くつかないものに金を出してくれ」というのは詐欺師にほかならんというのはまあ、そうだろう。
そうしてぼくらに、残されたのは、 かわりにぼくらが、抱えているのは、 不安とほんの少しの 幻想(ユメ)
本当のユメを叶える道程すらもそうだとはおもうし、何で儲けるかすら考えてないしネタもないワナビーはなおさら。
そもそも、「夢を叶える」というのは、なにかでかいことをなして「何らかの形で他人に称賛される」ということを求めているのかもねぇ。
そうして、脱社畜サロンみたいな、「ほんの少しのユメ」を見させてくれるようなものに行く。
そもそも現代社会に残されてるのはすべて「ほんの少しのユメ」じゃないのか?
そうして、大人しく、何も知らずに、ただ夜に怯えていなさい
非可逆世紀への一方通行、通れば取り返しはつかない、…私の様に。