って、フラれた後に気付きました。後に。
なんでDVされている時に気付かないの?って普通思うと思う。だってわたしだって思うもん。
DVされている時は、わたしが思うに洗脳状態にあったので、自分がされていた行為がまさかDVに当たるとは思ってもいなかった。
フラたという話を友達に話している時に、あれ?わたしってもしかしてDVされてた?ってそこで初めて気付いた。
DV https://ja.m.wikipedia.org/wiki/ドメスティックバイオレンス
叩かれ、蹴られ、怒鳴られ、お茶を掛けられ、化粧水を掛けられた。あ、そういやこういう事されてたわ〜って後から気付いたんだけどね。
DVへの入りは、まずちょっとした喧嘩で、相手本人が納得できない状態になると、喧嘩口調から怒鳴り口調へと変わり、体を平手で叩かれる。
わたしは、その時相手からすれば「喧嘩の原因を作ったのはお前だ」とされていて、わたし自身も「わたしがした事だからこういう事をされても仕方ない」と思っていた。としか思っていなかった。
喧嘩⇨怒鳴り⇨暴力は気付いたらパターン化していた。別に何の疑問も感じずに。
他のカップルは喧嘩をしたら叩かれることはないらしい。わたしはこれにびっくりしてしまった。
え??喧嘩になって叩かれないの?????って友達に言っちゃった。それくらい普通になってた。
わたしは、この人以外男性経験が無いわけではなく、お付き合いをした人は何人かいる。でも喧嘩はしたことがなく普通が分からなかった。
普通は分からないけれど、親と喧嘩して叩かれたり蹴られたりすることは無いよなぁ、と思うと、普通じゃ無かったのかと思った。
今まで、報道されてるDV被害者が口を揃えて言う「優しい面もあった」「本当は優しい」
みたいなの、今まで「暴力振られてるのになんでそんなんで戻るん?」としか思っていなかったけれど、実際やられてみると離れられない。全然。むしろ離れたく無い。だってわたしが相手のことを大好きなんだもん。
わたしが好きな人に些細な悪いことさせちゃって、好きな人に叩かれちゃって、好きな人に次からは頑張ろうね大丈夫だよってきつく抱きしめながら言われて、うん!って。言っちゃうよ。
付き合い始めた頃の相手は全くそんな人じゃ無かった。わたしの心は相手に託していたし、わたしは相手のことがたまらなく大好きでしょうがなかったし、わたしは相手にどんどん依存していた。今思えばわたし側のDV受け入れ態勢は万全だなぁと思う。
私達は同棲をしていた。
わたしは、突然そんなこと言われても意味がわからないから直接話をしたいと言った。
無理って言われた。顔なんて見たく無い。と。朝まで全く普通だったのにね。
けど、わたしが突然家を出され別れを切り出され、泣いて泣いて苦しくて悲しんでた頃に、相手は女と夜景を見に言っていたらしい。憎いね。
月曜日にその女とお泊まりするらしい。わたしが追い出された家で。
その子も月日が経ったら、叩かれて、蹴られて、怒鳴られたりするのかな。それともわたしだけにした事なのかな。わたしがそうさせてしまったのかな。
よく分からないけれど、叩かれたアザも、蹴られたアザも消えてしまったけれど、わたしは何を言いたいのか分からないけれど、心の傷は消えなくてつらい。