「日本語の使い方として」と言うからには、伊東乾先生にそのようなメールをよこす日本語話者はほとんどいないということなのだろうけど、
大学教員や、あるいは東大ローカルでもいいけど、「名字+様はノーマナー」という感覚は一般的なのか、現役のアカデミアの方々にご教示いただきたい。
本当に「名字+様」で始まるメールを送ったら2行目以降は読まれずにゴミ箱行きにされても文句は言えない感じなの?
ちなみに俺が最初の勤め先で習って今も使っているメールの宛名の書き方は、
初めてメールを送る相手には、間違いメールではないことを明確に示すためと、取引先に同性の方が複数いる可能性に配慮して、
と相手の所属とフルネームを書くのだけど、数回メールのやり取りをした後は、
山田 様
いつも大変お世話になっております。
と「名字+様」で書き始める。
俺は転職する度に、何はともあれ新しい職場のしきたりには従いますよという姿勢を示すために、
メールの文面についても「このやり方でよろしいですか? 当社では拝承とか使うべきですか?」と上司や教育担当や同僚に尋ねるのだけど、
このメール作法で、わりと言葉遣いに厳しい法律事務所でも、世界トップシェアのBtoB企業でも直せと言われたことは一度も無い。
ただ、今まで大学の先生と仕事でメールのやり取りをしたことはほとんど無いから、本当にアカデミアにそういうローカルルールがあるなら、この機会に知っておきたいんだ。