マナー啓発ポスターというものは多いが、見ていて大抵「男性が悪者」であり「女性は被害者」だ。
また「老人・子供は被害者」で「若者・中高年は悪者」という傾向もある。と常々不愉快に思っている。
男性の悪いイメージを流布しヘイトに繋がる傾向で、改善が必要だ。
日本民営鉄道協会加盟各社の駅構内、列車内で「駅と電車内の迷惑行為ランキング」のポスターを6月から掲出!
http://www.mintetsu.or.jp/association/news/News30_3.pdf
男性加害者が5名、女性加害者が3名、性別不明(荷物の持ち方の左側)が1名。
【news】新小学1年生の入学祝いにオリジナル「下敷き」プレゼント!企業が込めた思いとは…?
https://style.ehonnavi.net/news/stylenews/2017/04/07_062.html
この下敷きでは
あまりにひどい偏りではないだろうか?
これを見た小学生は「男はマナーを守らない悪」「女性は正義」というイメージを持ってしまうのではないか?
実際の加害者・被害者はともかくとして男性は悪、女性は善としてのフィクションを作りやすく、
男性は叩きやすく、叩いても文句を言われにくい、男性側も言いづらいという社会構造があるのだと思う。
その結果このような男女差別を助長するものが作られ、流布されることを大変残念に思う。
見るたびに、男性へのイメージ悪化を促し、世の男性を更に生きづらくさせるポスターだと胸が苦しくなる。
今回例に出したのはたくさんのシーンが写っている男女比の比較がしやすいものを出したが、他のポスターでも
マナーポスターは老若男女の比率を均一にするか、擬人化し、性を出さないなどの対策をすべきであると言いたい。
話が逸れるが、痴漢対策ポスターが痴漢冤罪を恐れる男性をさらに恫喝するようなデザインのポスターであることも一言言っておきたい。