イノベーションだ!ベンチャーだ!とか言ってるが、実際は起業支援にしかなってないのがおおい。
バックにあるのは役所であって、役所の役人は役所の役人なりに成果を出さないとならないってのもあるんだろう。
かつ、役所の成果だから、基準をはっきりしないとならない。とすると、「創業率」で見ないとならない。すると、起業とベンチャーの区別をつけない。
まあ、ベンチャーなんて本当に死屍累々。あるいは雇われに近い状況になってくるわけだ。社長として好き勝手して楽しいというのなら起業のほうが正解だろう。
また、これから創業する人にも起業とベンチャーの2つを分けて考えて、自分はどちらか?をちゃんと見ないとならない。
違いは2点ある。
1.(A)数か月で売りが見えるか、(B)見えないか。
2.(C)自己資本+融資だけで自力でやるか、(D)自力でできないか。
A・Cを両方満たすのが起業。だけど、社長として好き勝手出来るのはこれが一番いいだろう。
B・Dがベンチャー。
B・Cのパターンでうまくいくのは非常にレアケース。つーか、金持ちの家にでもうまれんと無理じゃね?
1について数か月で売りが見えるのなら、銀行融資で創業することができる。
けども、数か月で売りを立てるということは、創業時点でもう商品ができてないないとならない。
なおかつ、ここが想定顧客で、もう後はそこに売りに行けばいいというめどをつけてないと数か月では無理だ。
受託、飲食はこれになる。フリーランスもこちらになる。非常にレアケースだが、同人だけで飯を食えてるのもここになる。
だが、2について数か月で売りが見えるために、外部の金を入れる必要はない。とすると、正真正銘自分が会社のオーナーだ。
だけども大きくなれない。基本的に年商数億円、従業員数十人クラスで終わりだろう。
でも、それぐらいに人数であれば自分が全部見通せるわけだから、自分の判断が正しくて、金づるさえちゃんとできていれば、遊び惚けてても何とかなる。
自分が全部に口出すことができる。逆に、外部からうるさく言われることもない。
また、よくある起業についての指導についてはもっぱら、A,Cについてについて取り扱う。
2について、数か月で売りが見えないものは、外部から金を入れないとならない。
B・Dと、A・Dのパターンがある。
1を満たさない研究開発型、よく言われるベンチャーというのはこれだ。
2を満たさない出版社頼みの作家、フランチャイズによる起業はこちらになる。まあ、研究開発型、ベンチャーも自動的に2を満たさないためこちらになる。
出版社頼みの作家、フランチャイズによる起業はA・D、研究開発型,ベンチャーはB・Dになる。
けど、外部から金を入れるということは、当然外部の奴が口出してくる。
外部の奴の機嫌を損ねると本当に散々振り回される。
そもそも、その金出すところの外部の奴がまともだという保証は全くない。
嫌な客なら切ることができるが、嫌な外部の出資者、オーナーは絶対切れない。
それでもそこにへいこらして、やっていかないとならない。
質が悪い奴だと本当に奴隷にしかならないし、そこまでやっても、全部奪われてほっぽり出される懸念もある。