最近、私は文字が好きなんだということを自覚した。特に手書き。
好きというか、なんかドキドキするというかきゅんとくるというか。ぐわっとくる。萌えるというか。なんて表現したらいいのかわからない。
あれっと思ったきっかけは、ペン字のワークブックみたいなのを買った時だ。
これがいわゆるきれいな字・美文字なのかと思いつつ、あんまり好きじゃないな…と思って、それに違和感を持った。好きじゃないってなんだそれ。
そこで、読みやすい・読みにくい以外の好き嫌いが結構あるぞとなんとなく気付いた。
じゃあ自分の好きな文字=理想の文字ってどんなだろうと思って「文字 手書き」で画像検索した時、世界が変わった。心臓ばくばくした。
元々フォントとか好きで興味があったし、カリグラフィーも趣味として多少かじってはいた。そういえば文房具も好きだった。(紙みると撫でまわして手触りを楽しみたくなるし、ペン類も好きだし、万年筆沼にも足を突っ込んでいる)
書類に添えられた手書きのメモを「●●さんて案外字がきれいだな」とか考えながら眺めていたり、
ファミレスの順番待ちボードに連れが書く苗字を「走り書きとはいえ汚いw」とにやにやしながら盗み見たり、
人の字をみていろんなことを考えてはいたけど、誰とも知らない文字であんなに興奮するとは。興奮、そうだな、興奮したんだな。性的な意味ではないけど。
ちなみに自分の字は好きではない。中学生くらいまで習字を習ってたけど、今はきれいではないけど読みやすいって言われる感じ。
今は自分の理想の文字を生み出すこと、そのフォントを作ることが生涯の夢になった。これだっていうのには行き着けなさそうな気もなんとなくするけど。
人の字は、綺麗だから好きってこともないし、汚いから嫌いってこともない。同じく愛しい。
平仮名の丸い感じ(だから難しい)もカタカナのかっこいい感じも漢字の豊かさもだし、アルファベットも好き。ハングル文字は丸四角棒で記号っぽいのであんまりそそられない(面白いとは思う)。ロシア語アルファベットはあまり知らないのでまだ文字<記号に近くてよくわからん。
あ、手書きは直球でズドンと来るけど、デザインされてるロゴとかフォントも相変わらず好きです。
社会人になって、日常的に人の手書き文字みる機会があまりないのは寂しいけど、新たに好きなものに気付けてよかったなーと思う。楽しみが増えた。
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