今日、bitFlyerという取引所でLISK(リスク)という通貨の取扱開始が発表された。
https://apptimes.net/archives/12411
この発表、問題点が二つある。
①ホワイトリストは、金融庁主導で取引可能な仮想通貨をリスト化したもの。
すでに千個以上あるクソ通貨のなかで、比較的安全なものに関して、顧客保護を目的に作られている。
http://www.fsa.go.jp/common/about/20170403.pdf
現時点でLSKはこのリストに登録されていない。そしてホワイトリストに登録されていない通貨を扱うことは、現時点で違法でもない。
とはいえ「健全な仮想通貨市場を作りましょう」という目的で設定されたリストをガン無視して上場させるのが果たして正しいだろうか?
先日のコインチェック流出問題で荒れているなか、金融庁のルールをどこ吹く風でこのような対応をすることが、市場全体の発展につながるだろうか?
控えめに言ってもビットフライヤーの対応は酷い。前々からLSKの関係者と調整していたのだろうが、コインチェックの問題が起きた時点で延期するべきだった。
業界による自主規制ができないのであれば次は法的規制になる。そのことをきちんと理解しているのだろうか?
もしかしたらホワイトリスト入りが既定路線なのかもしれない。それでも順番が違う。手続きとして正しいのは「ホワイトリスト入り→上場」である。
②価格を追っている人は気づいていたと思うが、昨日からLSKが謎の上昇を始めていた。
LISK COREアップデートやリブランディングが控えているとはいえ、特に材料がないなかの高騰。不思議だと思わなかったか?
そして今日のサプライズ発表。情報ガバガバだとしか言いようがないし、インサイダー取引(現時点で違法ではない)が濃厚である。
コインチェックは確かに酷かった。
マルチシグはともかく、コールドウォレット保管していなかった点、すべて一つのウォレットで管理していた点は責められるべきだろう。
だが今回のbitFlyerはさらに酷い。サーバー増強もなおざりな状況で、そしてコンプライアンスが通常以上に求められている状況でこの対応。業界全体の発展に対する視座がないとしか言いようがない。
仮想通貨って、インサイダーし放題の市場なんだねー そりゃガクトも出陣するわー
ここは国産という点を除いてさしたる特徴も市場規模もないモナコインを上場して結果的に値段を釣り上げたから信用してない。
確かにひどい。 仮想通貨交換所というのは、大層なものではなくて、パチンコの景品換金所みたいなものだと分かった。 仮想通貨というかっこいい名前の「景品」を法定通貨(日本円...
(3)お題目は関係なく効率のいい博打ととらえる度胸一発組(実は後に引けなくなって斜に構えてるだけの愚か者) 俺の経験から言うとこう
価格を 吊り上げるだけ 吊り上げる操作をしながら 騙されている人々が 競って買っている間に 詐欺仮想通貨の 持ち主は 売り抜けて 終わり ...
この記事を読んで。 ①金融庁のホワイトリストに登録されていない通貨である → 金融庁はホワイトリストを公開していない。 許可がでた取引所が扱っている通貨=ホワイト...