2017-08-18

ふと思ったこと

 昨今ハヤリの、オタク内ゲバじみたネットの「漫画ポリコレ論争」って、

参加者ジジイババアオールオタクばかりだからなのか、

どうもそもそも両者が「共有してる認識からして古い感じがある。

実際のところ、ある種の人気少年漫画トレンドって

この数年でとっくに「オフェンド(排撃や差別)されない楽しさ」って方向に

シフトしてるんだけど、なんかそういう視点はあまり見られない。

 

 例えばアニメ化されてる「斉木楠雄のΨ難」「境界のRINNE」などは、

国内でも海外でも「キャラクターの扱いが差別的じゃないのが好き」って感想

ネットを見てるだけでもかなりいっぱい見かける。

「斉木」の麻生周一は、自分から過去作と比較して

理不尽暴力は笑いに繋がらないと学んだ」と作中人物に言わせてもいて、

その辺かなり自覚的に合わせてきていることが伺える。

 

 面白いのは、「RINNE」の作者は「らんま1/2」の高橋留美子だということで、

多分ネットの「反ポリコレ」勢が必死になって守ろうとしている

「古き良きエロコメ」の中核を担った人物であるはずなのだけど、

書き手の方がもう新しいトレンドにあわせてきているのに

昔の読者が終わった作品呪縛から未だに逃れられていないのは、

呪われたエヴァチルドレンじみた醜悪さがある。

 

 もちろん実際には両作品ともにまだまだ誰かを傷つけていそうな部分はあるし、

特に海外感想好意的誤読と言うか、主に文脈理解してないという理由

オフェンシブな部分をスルーしてるだけのことも多いのだが、

ともあれそういうトレンドは確実に既に来ていて、結果も出しているのに

未だに「過激でないと漫画は売れない」とか「ポリコレにあわせたら面白くならない」とか

古くさい前提で議論している奴らは、本当に馬鹿げて見える。

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