2017-06-19

介護における精神的疲労と周りへの影響からの苦悩。

20代の中盤から親の介護を続けていた私も40を超えるようになった。

その間に仕事転々と変えてきた。

理由介護

「体調が悪いので、早く来てください」

この知らせで、仕事を中断し早退することもその日一日休むことも多く会社の同僚からは疎まれてきた。

こっちだって早退したくてしてるんじゃない。休みたくて休んでいるんじゃない。

施設に入れていても、呼び出しは来る。

結果、休みが多いという理由会社から追い出された。

新しい職場では、程度融通を利かせてもらったがシフト制の職場だった為に

おいそれと早退・欠勤すると困るという理由でやめざるを得なかった。

月に1度2度呼び出される事は苦痛だ。

施設には、そんなに緊急でないのであれば極力呼び出しは避けてほしいと説明するも

施設側は当人の体調に関しては異常があれば呼び出さないといけないと言う。

施設側の意見もわかる。私のわがままは通らない。

しかし、私も生活がかかっているし親の介護で出費がある。

いくら福祉にかかっていようとも、細やかな出費はあるものだ。

そういった出費や生活をするために仕事をしている。

呼び出されるたびに胃がキリキリ痛む。

早退するたび、欠勤するたびに、気持ちが辛くなる。

会社に行けば突き刺すような視線が痛い。

結局、また仕事を辞めさせられることになった。

周りに相談しようとも、介護という境遇とは無関係とばかりの返答。

親がいるかぎり、いずれは多少なりやることなのに無関係考える人気持ちが私にはわからない。

家族がいるならば、不慮の事故介護必要になる人がいるかもしれない。

自分介護対象になるかもしれない。

そう考えれば、他人事ではないのだ。でも、理解は得られない。

自分がその場所に立っていないからわからないんだろう。

偏頭痛は症状になった人しかからない苦痛…そんなのと似たような感じだ。

経験しなければ分からない。

40代に入り、先が全く考えられない毎日を過ごしている。

20代の時に結婚する予定が立っていたのに、介護でご破産した事も今は思い出だ。

あの時、何事もなく家庭を築けていたら少しは変わったのかなと思うこともある。

ただ、今分かるのは。

介護継続され、また会社をクビになる可能性もあるということ。

これから未来介護から解放された時に、ようやっと自由を手に入れても若さはもう失われていて、

自分人生はなんなんだろうと思うだろうなと考えると辛い。

人生ってなんなんだろうね。

  • 育児にしても介護にしても主婦に頼って社会の受け皿が貧弱で、働きながらやれる形態をいつまでも作れないのに、限界を超えて働かせようとするから余計に無理が生じてる。 何とかな...

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