2017-06-04

増田ども、これがアルファツイッタラーリアルだ!

先日のこと。俺はフォロワーが6000を超えるアルファツイッタラーなんだが、会社帰りに飯でも食おうとデフレイタリアンに足を踏み入れた。

俺はパソコン店員に覗かれるのが嫌なのでいつも壁際を背にして座る(この気持ちフォロワーが少ないみんなも一緒だよな?)。

すると、目線の先にあるテーブルで、対面になるように座っている女がいた。30代半ばぐらいだった。小太りだった。一人でワインを飲んでいた。

こちらが安くて美味いスパゲティを食べていると、チラチラと視線を感じた。

ズルズル チラッ ズルズル チラッ

最初は気のせいだと思っていたが、明らかにこっちを見ている。いくら俺でも気になりだした。しくじり先生を見ながら、こちらもチラチラ見ると視線が合う。そのとき、俺の脳内にあるインターネット情報スパークした。

サイゼリアで一人でワインを飲んでいる女はヤレる」

そうなのか? そういうことなのか? いや、でも勘違いだったらどうなのよ。そう逡巡しながら、しくじり先生視線を戻す。すると画面が「しくじったって笑いに変えればいいじゃないか」と言っている気がした。

「……ヤるか!」

俺は立ち上がると彼女の向かいの席に座った。

「僕ら前に会ったことあります?」

「え? あははは、あなたツイッターやってるでしょ?」

なんと彼女は俺のフォロワーだった。プロフィール写真と似ているので何度も見たということだった。これは……そういうことなのか?

彼女会社帰りで、けっこうこの店には来ているらしい。俺のことも何度か目にしたことがあるという。俺は記憶にない。

二人でワインを飲みながら、楽しく話した。でも、そういうことなのか、確証がない。

「俺、もう終電ないや」(最寄駅だから嘘)

「すぐそこにネットカフェあるよ」

「でも、会員証ないよ」(これも嘘)

「じゃあ、私の貸してあげる」

会計を済ませると、俺は確信に迫ることにした。店から出た瞬間、彼女のケツを揉んだのだ。

あははははは」

彼女は笑うだけだった。これはそういうことだ! やった! そういうことなんだ!! テンションはぐんぐんと上昇した。やったー! そういうことなんだ!!

ネットカフェで個室で座敷のタイプの部屋を選んで入ると、そのままキスをして身体を弄った。

彼女は何度も「感じちゃうよお、声出ちゃうよお」と言っていたのが可愛かった。アラサーで小太り。でも、良いじゃないか

ドアに小窓があって廊下から丸見え、というアクシデントがあったが、そんなことお構いなしにまぐわった。何度も腰を打ち付けあい最後は口に出した。2回、口に出した。そのまま疲れて眠った。

早朝、彼女パンツを履いて部屋を出ていく後ろ姿が見えた。そういえば名前なんだっけ……酔っていたから思い出せない。またサイゼリアに行けば会えるんだろうか。うう……定期的にヤリたい。セフレにしたい。できないかな。ツイッターDM送ってこないかな。

おい! こんな良い思いができたぞ! 生きているって素晴らしいな! それじゃ。

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