kyoumoeの人がなんか言ってるので
http://b.hatena.ne.jp/entry/311223844/comment/kyoumoe
この件に説明が必要か?と思ったりもしたが、まぁロジックもなしにネットイナゴ的に叩くのも確かによくないので自分の考えをまとめるために書く。
本来はIT業界を前提とする必要はないと思うけど、今回は敢えて限定してみる。
そんな中どこのセグメントから人材を集めるべきか、と考えるとやはりわかりやすいところでは女性ということになる。
まぁもっといろんな切り口で考えることもできなくはないだろうが、一番わかりやすいのはそこだろう。
コンピューターはオタクがやるもので、オタクとは女がなるものではない、みたいな古い価値観が女性側に残っている、という面もあるだろうし、そういうのを男性側が押し付けている、という面もあるだろう。
そして、現状圧倒的にホモソーシャルなので、マイノリティの女性からすれば居づらいだろう。
割合の問題に関しては段階的に改善していくことしかできないので、まぁ現状はしょうがない。
だが、それ以外のところで居づらさを生んでいるのであれば、それは潰すべきだ。
そんな中、本来平等な仲間であるはずの女性エンジニアを性的コンテンツとして消費の対象と位置付けたようなゲームでユーザーを釣ろうとする企業や、そこのサービスを使って人材を集めようとしている企業・業界に、女性が入ろうと思えるだろうか。
まぁ俺は男なので実際のところはわからない。
仮に女だったとして、自分の意見が集団を代表するわけではない。
でも少なくとも、女性でも関係なく働きやすい業界だよ、っていう雰囲気作りを完全にぶち壊されていると感じるので批判する。
Paizaにしたって単純にこういうゲームが作りたくて作ったんじゃなくて、いろいろ分析した結果これが一番効率よくユーザー(IT業界人)を惹きつけられるという結論になったんだろう。
俺にしたって、こういうのをキモいと思う反面、SHIROBAKOやNEW GAME!みたいなコンテンツ消費をしていることに矛盾を感じないではない。
本論とはズレるけど、ぶっちゃけ女ばかりの職場にいる男って立場的に地獄だよね。 現実のホモソーシャルにファンタジーが入り込む余地はない。