Aちゃんは定刻通り迎えに来てくれました。
いい人だなーって思ってたけど、これがキモなんだな、きっと。
向かう道中、美顔器を買うつもりはない、体調崩して仕事を休んでいる状態で当分仕事はセーブするし収入はダウンする、主人は買いたければ自分のお給料で買うように言われたから効果な買い物は無理、ローンは嫌だ、でも化粧品は使いたい、とやんわり伝えた。
Aちゃんは「それでもいいよ。でも私に気を遣わないでね、無理しないでね」、と。
そして前回と同じラウンジへ。
前回とても気になっていた超美肌のスタッフさんとお話して、お肌を触らせてもらった。
吸い付くような美肌で、思わず「私もここの化粧品を使って(他社の美顔器使って←心の声)こんなお肌になりたいです♡」って言っちゃったよ。
ほんとうっとりするような美肌だった。
でもきっと何か裏があるはず。
それこそ他社美顔器を使ってるとか、もともと美肌の持ち主なのか、ストイックに肌をケアしているのか…
そう思った理由は、ここのスタッフさんたちの肌は年相応か、年齢よりも少し肌がきれいかなって感じ。
びっくりするほど美肌の人は、さっきの人だけだった。
だから、あんなに自信満々で売っちゃっていいのかしら、と余計な心配。
と、それはさておき。
今回はお肌の勉強だった。
もし私の推測通り派閥やグループがあるとしたら、きっと私の担当スタッフさんが所属するところのナンバーワンかナンバーツーと思われる人が説明してくれた。
知らないことばかりで、とても勉強になった。
ただ…すっごく鼻についたのがAちゃんの言動。
「へー、知らなかった!びっくりだよね」とオーバーアクションで私に同意を求め、「うわー、勉強になるわー」と無知を装う。
いやいや、きっと今までいろんな友人をここへ連れて来たよね?
その度にこの話を一緒に聞いてるよね?
ずっと覚えられないの?
でも態度に出すのは大人げないので、盛り上がりに乗っかっておいた。
そして、お手入れ。
同じお手入れをされ、メイクされ、終了。
その時にAちゃんが「大好きな友達だから言うんだけど、買うなら早い方がいいよ。一緒に幸せになりたいの!」と。
もうね、アスカが乗り移るかと思ったよ。
そこは迷う素ぶりを見せておいた。
ローンの金利見て卒倒しそうになったわ。
何これ?車ローン組んでもそんな金利にならないよ。
私がお金がないと言ったら勧められた長期ローン、金利26%って…
じっと見つめていたらAちゃんが「数字ばっかり並ぶとわかんないよね、でもおトクだから!」って。
そこで、やはり私には高価だということと、化粧品は使いたい旨を伝えて、終了。
帰りにAちゃんが、次回は帰りにランチしようね、いっぱい話そうよ!って。
あぁ、必死…
悲しくなるわ。