2016-12-12

ひとりぼっち惑星から小塚崇彦さんへよせて)

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あなたには なんのかんけいもない

ひとりごとを よませてしまうこと

さきに あやまらせてください

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わたしがすきなひとは とある

くるまかいしゃの

しゃいんさんです

いえ すきだったひとが

しゃいんさんになったと

いうほうがただしいかな 

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いつか てんかをとってほしいと

いのっていましたが

せんてんせいのじびょうと

ねんれいから それもかなわず

りんくをおりました

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そうです

かれは ふぃぎゅあすけーとの

せんしゅでした

もう かこけい ですが

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なまえをだせば きっと

わかってもらえるくらいには

ながく

とくべつきょうかせんしゅとして

たかってきた ひとですが

まり めだつたいぷでは

ありませんでした

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でも わたしにとっては いちばん

きらきらかがやく

あしもとのひとです

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かいいちばん

うつくしいすけーてぃんぐと

おてほんのようなとびわけぎじゅつ

うっとりするほどふかい

えっじわーく

びっくりするようなはやさ

いがいとまけずぎらいで ぜったい

いいわけをしない はやくちだけど

あたまのよさにうらうちされた

りちてきなこめんと

しずかなじょうねつ

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すぐわすれものするし

なかまとふざけるいたずらすえっこ

でも いつのまにか とっても

めんどうみのいい おにいさんに

なっていました

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おりんぴっくには

いちどしかいけなかったけれど

かれをおうえんしてきたことを

こうかいしたことは

いちども ありません

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げんえきせんしゅでゆいいつ

ちきゅう

というさいこうのきゅうを

とうじ

しゅとくしたひとだったこと

うんどうしんけいが

めちゃくちゃよくて

うそうちゅう を にげきったり

しきゅうしきでふぉーくをなげたり

してたこと

すぽーつげんきんの

こかんせつしっかんをかかえながら

たかって

だれかのゆうきに なっていたこ

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もっと たくさんのひとに

しってもらいたかった

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かれのあしが せなかが

かんせつが きついれんしゅうに

たえられるわかさであればよかった

だれよりれんしゅうしたかったのは

きっとかれほんにん

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わたしは ただのふぁんで

もちろん なにもできなかったけど

ひとつ こころにのこっている

ことばがあります

それは 

かいいちのおうえんをわすれない

ということば

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ななびょうしという

むずかしいきょくの てびょうしを

きっちりそろえる じぶんの

にほんのふぁんのこと

わたしたちは すきでやってるのに

ほこらしいと 

いってくれてありがとう

.

あなたのおかげで せかいいちの

ふぁんでいられました

.

きょうぎからいんたいする

だけでなく すけーとそのものから

とおざかるといわれたとき

たちなおれないくらい なきました

さいごのいちどきりのあいすしょー

えぴろーぐ というきょくを

すべったあとの

すたんでぃんぐおべーしょんに

めもとをおさえてたの わすれない

.

かれが りんくから さろうとも

わたしたちは かれのあいした

ふぃぎゅあすけーと というもの

あいしつづけて

たくさんのせんしゅたちを

おうえんし みおくり

またあらたなせんしゅとであい

そうやってふゆは

めぐってゆくのでしょう

.

かれを おうえんする

ふぁんでいられた

これまでのじかんは

わたしにとって

かいいち しあわせなひびでした

.

さいごに

どうか すけーとをすきなかれが

これからもすけーとをすきなままで

おくさんと とかげのびわさまと

しあわせに

くらしてくれますよう いのります

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ながながと ごめんね

よんでくださって ありがとう

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あなたの すきなひとのおはなしも

よければ きかせてください

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 ひとりぼっち惑星を、まだたまに開きます

 一番流行っていたときにいちどだけ送ったこのメッセージは、誰が読んでくれるとも思わずに、ただ深夜寝付けなくって、仕様もよくわからないまま打ち込んだ、「わたしの好きなひとの話」でした。ぽちぽちと打ちながらなんだかよくわからない涙がぼろぼろ出てきたのをおぼえています

 本文には名前を出しませんでしたが、タイトルにもあるように、小塚崇彦さんへの届くことのないファンレターです。

 しかし、画面に収まる字数考慮できていなかったようで、一ページ一ページが何とも言えない尻切れトンボになってしまっていたということ、そして致命的な曲名の間違いに送ってから気づいたのです。

 当然直しようもありません。

 ずいぶんまえのことですが、このネットの海のどこかに完成版を瓶詰めして流しておきたいと思い、大変今更ながらこれを書きました。

 そして、予想外に嬉しいことに、なんとTwitterにあげてくださった方がいらっしゃったのです。

 名前を出していなかったのに、小塚崇彦さんのことだと気づいてくださった、この世界のどこかにいる顔も知らないかたに、本当に感謝しています

 わたしツイッターをしていて、そしてスケートファンの界隈というものは意外と狭いものですからRTで回ってきたのです。あなたツイートをお見かけした時のドッキリどあいと言ったら!恥ずかしくて直接名乗れず、お礼も言えずにごめんなさい。

 読んでくださって、ツイートまでしてくださってありがとう

 あなたの好きなひとの話も、いつか聴けますように。

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