まったくその通り。はてなーは自分の想像力の及ぶ弱者には高い同調を示すが、アンテナ圏外の弱者にはとても冷たい。
別の言い方をすると、ウチと認識した人間には優しいが、ソトの人間には人格否定すら厭わなかったりする。
それ自体は普通の感覚かもしれないが、ウチとソトの判断基準にものすごいセコさが表れていて鼻につくことがたびたびある。
某過労自殺関連のブコメで特に違和感を感じたのは、多くのはてなーにとって、あの女性社員は日々の生活でまったく交わることのないソトの人間であろう。
しかし、常軌を逸した労働環境というはてなー共通の叩きポイントがあったせいか、異様な同調熱を帯びていた。
というか、それを叩くために彼女に強く憑依し同調していた言ってもまったく過言ではなかろう。これはまさに「俺が困るから」だ。
とりわけ、体力・知力・上昇志向にドライブされた者どものがひしめく世界と交わることなど未来永劫まったくなさそうな、
雑魚労働者と思しき者たち(失礼)とかそもそも働いてもなさそうな者たちのシンクロ具合は凄まじく、そして滑稽だった。
一方、アニメータの労働条件が過酷で労働従事者がワープアに陥ったりする事例は、永らく自己責任で片付ける層の方が優勢だった。
個別事例として同情は集めることはあっても、「俺は困らないから」で労働環境そのものを叩く意見はほとんど出てこない。
ただ、最近少しずつその流れも変わりつつあるように思える。その理由は、特殊な業界において関係者しか知り得ないような情報が公開されつつあること、