2016-11-19

http://anond.hatelabo.jp/20161118204154

まったくその通り。はてなー自分想像力の及ぶ弱者には高い同調を示すが、アンテナ圏外の弱者にはとても冷たい。

別の言い方をすると、ウチと認識した人間には優しいが、ソトの人間には人格否定すら厭わなかったりする。

それ自体普通感覚かもしれないが、ウチとソトの判断基準ものすごいセコさが表れていて鼻につくことがたびたびある。

過労自殺関連のブコメ特に違和感を感じたのは、多くのはてなーにとって、あの女性社員は日々の生活でまったく交わることのないソトの人間であろう。

しかし、常軌を逸した労働環境というはてなー共通の叩きポイントがあったせいか、異様な同調熱を帯びていた。

というか、それを叩くために彼女に強く憑依し同調していた言ってもまったく過言ではなかろう。これはまさに「俺が困るから」だ。

とりわけ、体力・知力・上昇志向ドライブされた者どものがひしめく世界と交わることな未来永劫まったくなさそうな、

雑魚労働者と思しき者たち(失礼)とかそもそも働いてもなさそうな者たちのシンクロ具合は凄まじく、そして滑稽だった。

一方、アニメータの労働条件過酷労働従事者がワープアに陥ったりする事例は、永らく自己責任で片付ける層の方が優勢だった。

個別事例として同情は集めることはあっても、「俺は困らないから」で労働環境のものを叩く意見ほとんど出てこない。

ただ、最近少しずつその流れも変わりつつあるように思える。その理由は、特殊業界において関係者しか知り得ないような情報が公開されつつあること、

そのおかげで、ソトの弱者をウチの弱者として認識やすくなったことであると感じている。

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