途中まで上手く行っていても、話すと断られました。相手の親御さんに反対された事もありました。
もし結婚できたとしても、子供は産むなと言われてしまうかもしれませんし隠し続けてもバレたら離婚になりそうです。
勿論、障害者のきょうだいでも結婚できている人も世の中にいますので、それだけが原因と言うつもりはありません。でも、そうでない人よりも不利になるのは確かではないかと…。
私自身の性格や色んな点にも問題はあると思います。でもそれだってきょうだい児である事が人格形成に関わっている可能性はあり、一体何処まで私個人の原因なのか。
とにかく、「障害者が身内にいる相手とは結婚したくない」という社会通念があるにも関わらず、
結婚したくともできない独身女性について語られる時、それが結婚できない理由として上げられるのは見掛けないのは何故でしょう。
ネットでも婚活関連の記事は沢山見掛けますが、家族の障害に触れられているのを見た事がありません。
辛いですが、家族に障害者がいる女性とは結婚したくない事自体は個人の自由だと思います。しかしそういった現象がまるで存在しないかのように、話題にならないのは納得がいきません。
家族に障害者がいる人とは結婚しないという不文律があるのに、少子化や未婚率について語られる際にはその問題は無視されるというのが不思議に思います。
家族に障害者がいるので子供を産まないという人も数多くいると思われるのに、それについても語られません。高齢出産によるダウン症の可能性が語られる事はあっても。少子化を語るならこの問題にも触れて欲しいです。
相模原の施設での事件や24時間テレビなどで障害者差別について語られるようになったのに、障害者個人の人生について語られることは多くとも家族に障害者がいる人の苦悩はあまりにも考慮されていないと思います。
その他にも家族の借金や宗教問題など、ある年齢以上になっても結婚できない理由は本人以外にも色々あると思うのですが婚活について語られる時には何の問題もない家庭で当人だけに原因があるかのように語れるのでとても違和感があります。
見掛けないのは何故でしょう。 特殊、つまり例が少ないからだろうね。一般論ではないというか