2016-08-21

高校生の時に1000円ランチなんて食べられなかったけど貧困層じゃない

自宅から通える範囲私立高校もいくつかあったけど、受験選択肢公立高校のみであった。

仲の良いオタク友達コピックのセットを買ってもらいそれでイラストの色塗りしていた傍ら、自分はその辺で売ってる色鉛筆で塗っていた。

たまに贅沢するといえば学校帰りに近所のイオンフードコートで500円くらいのマックのセットを食べること。

あと実家には当時クーラーはなく、扇風機居間に一台と父親専用の小さなのが一台あるだけだった。

当然PCもなかった。まあこれはまだ当時一般家庭にそこまで普及してなかっただけだけど。

父親身体を壊し長時間働けなくなり、手に職を持っていた母親共働きに出て家計を支えていた。

自分バイト代ちょっとだけ家計に入れていた。

それでも自分貧困層出身だとは思っていない。

今騒がれている彼女よりもずっと質素高校時代自分は送ってきたわけだが、それでも自分貧困層だっだと思わない理由がある。

貯蓄してたからだ。親も自分も。

うちは裕福ではない、ただそれだけのことだ。

裕福じゃない層をすべて貧困扱いするのは乱暴すぎる。

月に何度も映画を見に行ったり、1000円を超えるランチを食べに行ったり、何万もする画材を買ったり、アニメグッズを爆買いしたり。

そういうのは裕福な人がやること。

日本は豊かな国であることは確かだけど、そんな風に娯楽に湯水のように金を使うことが当たり前だとは思わない。

裕福な人たちの生活を裕福でない人間が真似しようとして、自滅した人を何人も知っている。

件の女子高校生必要なのは経済的援助ではなく、まともな金銭感覚を教えてあげる大人と金使いが荒くない同世代友達だろう。

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