2015-12-18

http://anond.hatelabo.jp/20151217231325

リベラリズム封建的ものに対する反発からまれたのは確か。

ただ、その結果として強者がどんどん強者になっていって結果的経済的に弱い人とかの自由が逆に阻害されちゃってね?

という発想が出てきて当時流行ってた社会主義の考え方である福祉の考え方とかを取り入れるようになる。

これをニューリベラリズムという。

逆に、中途半端だったから良くないことになったんだって言ってもっと自由を追求すべきだっていう思想も出てきてこれをリバタリアリズムっていう。


で、増田のいってるのは最初リベラリズムのことだよね。

これをいわゆる古典的自由主義という。


リベラリズムって今、思想分派してんのよ。

あと、ニューリベラリズム福祉を導入した結果財政がやばくなって金たりないってところからネオリベラリズムっていう思想生まれる。こっちは市場政府が介入したり、福祉に金を使いすぎるなって発想。リバタリアリズムとにてるけど微妙に違う。

ネトウヨがよくネオリベって言われるんだけどそれのこと。

生活保護(福祉)を叩いてる時によくそういわれるよね。


で、今はニューリベラリズム左派リバタリアニズムネオリベラリズム右派とよばれがち。

フェミニズムリベラリズムと相性がいいと言われるのはニューリベラリズムの「弱い立場の人が自由を圧迫されている」という考え方と合致してたから。

安部経済的左派って呼ばれるのは積極的市場に介入するから

右派だとすると自由を求めて一切介入しないはずだからね。

民主党社会の部分は左派的なお題目を抱えることが多かったのに経済にはほとんど介入したがらなかったか左派からそこは直すべきって延々言われ続けてるわけね。


基本的現在自由を巡る争いはこの自由をどう扱うかが争点になってる。

自由大事だけど政府が介入しないと結果的自由が損なわれるっていう考え方と

自由であるために政府は介入してはいけないっていう考え方の対立なのね。


で、どの国もそうだけど今はこの二つの間を行ったり来たりしてる。

しかピンポイントで使い分けてることが多い。

元増田はどっちかなぁ?

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