リベラリズムが封建的なものに対する反発から生まれたのは確か。
ただ、その結果として強者がどんどん強者になっていって結果的に経済的に弱い人とかの自由が逆に阻害されちゃってね?
という発想が出てきて当時流行ってた社会主義の考え方である福祉の考え方とかを取り入れるようになる。
これをニューリベラリズムという。
逆に、中途半端だったから良くないことになったんだって言ってもっと自由を追求すべきだっていう思想も出てきてこれをリバタリアリズムっていう。
これをいわゆる古典的自由主義という。
あと、ニューリベラリズムで福祉を導入した結果財政がやばくなって金たりないってところからネオリベラリズムっていう思想が生まれる。こっちは市場に政府が介入したり、福祉に金を使いすぎるなって発想。リバタリアリズムとにてるけど微妙に違う。
で、今はニューリベラリズムが左派、リバタリアニズム・ネオリベラリズムが右派とよばれがち。
フェミニズムがリベラリズムと相性がいいと言われるのはニューリベラリズムの「弱い立場の人が自由を圧迫されている」という考え方と合致してたから。
安部が経済的に左派って呼ばれるのは積極的に市場に介入するから。
民主党は社会の部分は左派的なお題目を抱えることが多かったのに経済にはほとんど介入したがらなかったから左派からそこは直すべきって延々言われ続けてるわけね。
基本的に現在の自由を巡る争いはこの自由をどう扱うかが争点になってる。
自由が大事だけど政府が介入しないと結果的に自由が損なわれるっていう考え方と
自由であるために政府は介入してはいけないっていう考え方の対立なのね。
で、どの国もそうだけど今はこの二つの間を行ったり来たりしてる。
元増田はどっちかなぁ?