いやそうじゃない。
その次のステップが存在しているかどうかを、知っているかどうか、だ。
「またね」と言った時、次に会う事ができる可能性を示唆しているのであれば
なのかということだ。
それを恋人という固有識別記号付与のためとしていると、どの段階が恋人なのか
どれが恋人でないのか、恋人という境界は何なのかという無意味なパラドックスを生む。
恋人という呼称は呼称でしかなく、自分からみて恋人なのか第三者的に認識されるものなのかまったく定義がない。
なのでだれしもが「自分が考えた最強の恋人」を訴える事ができるし、それぞれに間違いはなく相違は大きい。
恋人をつくるつくらないできるできないというのは、マインドセットの問題ではない。
恋人できないからくまちゃん人形が私の恋人、というと「恋人ができている人」という第三者認識に容認される。
死んだ旦那に恋をしているのと画面のむこうのアイドルに恋をしているのは物理的にはほぼ同条件だ。
そこで、人間関係や生命維持の日常活動について恒常的なものよりも変化の可能性を考慮する可能性が大きいと
発展を予測したりする。
そこで自発的な変化対応を積極的に行う場合、関係性に発展や変化が発生する可能性がある。
その逆はそれが少なくなるということだ。
明日もまた今日と同じ日がくる、先週と同じ曜日がくる、と考えているのならば恋愛に発展しづらいだろうし
明日もおなじ回答を返してくれるのならば、相談者も安心して質問することができるだろう。
それは生育環境として普遍的な安心に重きをおいた豊かな環境で育まれた性格かもしれない。
その状態を求める人間もいるはずなので、人間関係の量を維持ではなく拡大させることで現状のまま恋愛などに発展することは可能性として否定できない。
なにをしたいのかわからないけれども、したいことに対してできることはあるはずなので、そんなことに気がついている暇があったら
立ち飲みはやめておけ。
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