■anond:20150807200354

たぶん主旨は大幅に違うといわれるんだろうけど

いじめっ子認定が難しいという話をしよう。

ＡさんとＢさんはご夫婦で両方定年越えてるんだけど

両方同じ頃に大学で出会って結婚して子供をそだてて

定年後に両方同じ時期に結構、難病認定のつくような持病を持って

でも２人で支え合って仲良く暮らしてる、ようにみえる。

けどＡさんはスイッチが入るとＢさんを２４時間責める。

ＢさんがＡさんを正当に扱わないといって責める。

その声はとても大きくてそばにいるだけの第三者もつらい。

家事の分担も放棄する。

Ｂさんの用意した食事の載った食器をなげて割る。

Ｂさんがだまってかたづけても、とりあわれていないと感じて、

どれだけでも（４０年以上もずっと一緒にいるからね）

遡って相手の心を（自分が傷つけられたのと同じだけ）傷つけるトラウマを捜しつづける。

周りはＡさんのスイッチをなるべく入れたくないんだけれど、

そしてＡさんも周りに認められていて幸せと思える時期もあるんだけれど、

ちょっとした会話の行き違いとか声の語調などで

「だれかにわけもなく馬鹿にされた」

「ないがしろにされた」と感じるとスイッチが入る。

そして結局Ｂさんにあたる。

Ａさんの行動はどう考えても

今でいうモラハラに該当するんじゃないかとおもう。

どっちが頭が良いとか悪いとかいえない。

大学出るまでの人生経験も同じようなもん。

でもＡさんは学校から出て社会にいた経験が圧倒的に少ない。

子供つながりにも金儲けにもあまり熱心ではなかった。

宗教は一時期やってみたけどやはり合わなかった。

内職はしてた。人とも普通にしゃべってた。

今、ネットで趣味のつながりを得て、

ようやく友達という普通の形の社会との絆をとりもどして

学んでいる感じ。

いじめというのは逃げることで解消できるとしたら、

逃げ場が無かったからこうなったということになるんだろうけど、

いじめられている筈のＡさんにはもう逃げる意志などない。

年金がもらえなくなるから。

Ｂさんのほうができるだけ逃げているけど別居さえ言い出さない。

その耐える力がみていて信じられない。

Ｂさんは同じ地平にくだってあげることはない。

怒って暴力を振ってみせたりもよほどでないとしない。

Ａさんこそ客観的にみていじめっ子だともいわない。

いつまでＢさんこそがいじめっ子だというＡさんの認定は消えないのかなあ？

４０年働かせてもらえなかったわけでもない。

何かしらのトラウマがあるとしてもひどすぎやしないか？

多少のコンプレックスはそろそろ解消してるころでは？

Ｂさんが浮気や酒飲みやギャンブラーだったならともかく、

読書が唯一の趣味で金は公平に（Ａさんが内職で稼いだ分とは別に）Ａさんに渡してたと思う。

どこに文句があるのかさっぱりわからない。

身内からみても、客観的な判断がとても難しいという話。

トリガーだけなら「かわいそう」がトリガーかな。

普通によくある話を悲話に脳内変換して同情しだしたらいきなりスイッチがはいることがあるんだよなあ…

ウェット期なんだろうな。

Ｂさんが一番かわいそうにみえるんだが。

Permalink | 記事への反応(0) | 21:26

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