後輩が、ウチの会社を退職して、某省庁のキャリア官僚として中途入省した。
霞ヶ関のキャリア中途採用は、年齢的に33歳がラストチャンスなんだそうだ。
ウチの会社に居続ければ、まあ最低でも年収1,000万円、うまくすれば1,500~2,000万円は貰い続けられる。
にも拘わらず、推定800万円程度しか貰えないキャリア官僚へ転職した。
『〇〇はバカだなあ、役所なんかてオワコンだし、年収的にも不利なのに。今後天下りも厳しくなるし』
と言っていた。
まあ、ウチのトップは、
『社員が働く動機は、給与の高さだけな筈』と信じて疑わない人種だからなあ。
多分、彼は年収よりも、『仕事の社会貢献度』とか『やりがい』を求めて、転職したんだと。
年収も800万円を超えると、
『年収よりも、社会貢献度とかやり甲斐の方を重視する』というワーカーも、一定程度出現する、ということを、
どうもウチのトップは、判っていないようだ。