2015-06-14

唐澤弁護士への攻撃を生んだなんJの「空気

なんでも実況J板には、実は唐澤弁護士への集団ストーカーが始まる以前から、それを許容するような「空気」が存在していた。プロ野球選手の「ネタ」化である特に歴史的傲慢無礼に振る舞い、他球団選手を金にあかせてかき集め、有望な新人選手を強引に入団させ、アンチを大量に生み出してきた某球団選手は、ほぼ自動的に「ネタ」にされる運命にあるといってよい。「巨人小笠原」に代表されるそれらの「ネタ」は、選手ゴシップなどが誇張され、あるいは全く事実無根の罪を犯したことにされていた。そして、この「ネタ」化は、ネトウヨデマなどとは違い、端からそれを他人に信じさせる気などなく、ただ「面白いから」「憂さ晴らしで」行われているのである

また、なんJは、いわゆる「淫夢」というミームの発信源の一つでもあった。野球選手ゲイ向けAVへの出演が発覚したことがこのミーム起源なのだ。何年も一般人おもちゃにし続ける「淫夢」も、唐澤弁護士への攻撃に非常に似ている。「巨人小笠原」、そして「淫夢」も、その「文化」が非常に長く継続しているという特徴がある。嫌儲VIPに由来する「文化」が基本的一過性であることとの差は顕著である。私見ながら、それはプロ野球選手寿命が長いことに起因するように思われる(淫夢は、すでに発端の選手話題の中心に居ないが)。

要するにこの「実在する人物(仮に社会的地位の高い人物でも、あるいは全くの一般人であっても)を容赦なく、そして長期的に『ネタ』にする」という空気を持った場所に、認識も脇も甘い弁護士が登場してしまったことが不幸であった。

余談ながら、こういった「ネタ」化の過程で、検索エンジンにおけるサジェスト汚染という現象はすでになんJ住民に把握されていた。それを能動的な戦術に変えたのが、唐澤弁護士への攻撃だった。

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