http://careerconnection.jp/biz/economics/content_1319.html
人っていうのは不思議なものでどんなに優秀でも、楽で楽しい方を選びたいと大多数の人が思うようにできている。
給与は年棒制ということにして残業代なんて元々ないような有耶無耶な仕組みにして土日も顧客対応を心がけるよ指導した。当然そこまでやる会社なんてないから顧客満足はとても高い。社内環境は立派なブラック企業だと思う
年収300〜350万円
8時半〜23時程度
これってブラックでいいよね?グレーくらいかな?その後社員が100人を越えたところで鬱病の診断を受けた社員が出て辞めた。申し訳と思うし、別に進んでブラックにしたい訳ではないので反省して社内体制を整えたんだよ。その結果21時には仕事を終えられる体制になったし、給料も平均して400万近く出せるようになった。20〜30代が多いからこんなもんだよね。
不思議なことにブラック時代は考える余裕がなかったのか仕事に対する意識が高く、顧客満足も高かった。その後働き方を変えてみると目に見えて仕事の質が下がる社員が増えた。目の前のクライアントよりも社内の役職にこだわる人や「うちは福利厚生がないからモチベーション沸かないです」という中間社員。それでも出来る限りの働く環境を整備しようと思ったけど不満の方が増えてく悪循環。
不思議だった
試しに、ちょっとふざけて今までの自分や会社が如何に駄目で、これからどういう世の中にしたいか、社会貢献や世界の恵まれない人への協力や支援が目的だという話を無理矢理仕事と絡めて説明し、自分たちの仕事が他社の為になり、それが大きな社会貢献に繫がると長々やってみた。くだらない話だがこれで社員の不満の声が消えて、昔のように顧客の為に働く社員が増えた。環境は昔よりは良くなったものを継続してるから、ブラックからグレーぐらいにはなれただろう。
もっと社会意義や自分たちがかけがえのない存在だとアピールさせていこうと思う。意識を変える、仕事の質を上げようと数年努力したが人々は単純な目標や夢を掲げた方が早い。会社の為より顧客の為に。社会のために働き、人が今より幸せになれればあなたは嬉しい、そんな嬉しいあなたをみれば親や家族に幸せを分け与える事ができるのです。と目を輝かす社員が増えていく会社ができた。
そんなわけあるかバカヤロウ
稲盛和夫そのものじゃん