はてブのハテナーにうんざりするきっかけとしてブコメでの“嫌われ言動”が目立つ。確かに、仕事でもネットばかりしているハテナー層。世の中ネットだけじゃないと考える一般人より気合の入った使い方をしてしまうのも無理はない。まず、ハテナーならではのスケベ心が出やすい行為の1位が、「やたらと女子ブロガーや女子増田に反応してくること」だという。
「顔見知り程度の友達でもないハテナーから気軽にブコメしてこられると恐怖です。出会い系に行けと思います(笑)」(25歳・保育)と、思い当たる人は要注意。しかし、たとえ「フォロワー」になったとしても、「どうでもいい記事に一番にブコメするの辞めて。いちいち投稿しないと気が済まないの? 迷惑」(24歳・飲食)と、その結果、ブコメ拒否されてしまうハメに。
「『後輩や部下に慕われてる僕』アピールなのか、会社の愚痴を書いているブログへ批判ブコメ。スターつけてほしいんですか?」(23歳・広告)、「はてブに依存しているのはIT業界に多い気が。やたらと投稿数が多い」(26歳・建築)など、控えたほうがよさそう。
しかし、ROM状態でもいいわけではないようで、「良記事書いた時の無言のはてブ連打がこわい。朝、お知らせが10件きてて、なんだろう? と思ったら、全部コメントなしのはてブ。内容だけ盗み読みされてるようで気持ち悪い」(23歳・サービス業)というのはさすがにアウト。
さらに、思わず年齢的に言わずにはいられない胸のうちをブコメで放出してしまう人も危険である。
「いわゆる自分語りですね。政治に対する不満とか、仕事論とかを100文字以内で投稿する人。自分に酔ってる人は嫌だし、非表示ユーザーにしちゃった!」(23歳・編集)。
「最初はいいパパだなぁと思うけど、そればかりだとやりすぎてウザいし、猫ブログばかりにブコメする人は、『猫好きな俺が好き』に見えてくる」(29歳・法律)と、ほどよいというのがいいのか、難しい。
3/4発売の週刊はてな!では「バブル&ゆとり世代がメッタ斬り 嫌われるハテナーの特徴」と題した企画を組んでいる。バブルやゆとり世代を揶揄している暇があったら一度我が身を振りかえってみてはいかがだろうか。 <取材・文/週刊SPA!編集部>