上記の迷惑行為は条例で禁止されている場合もあるが、実際には罰せられることが少ない悪事だ。
ただ、私が問題に思うのは罰せられるか否かではなく、悪事を行う人たちに罪悪感が少ない点だ。
罪悪感が希薄だから、もし罰せられたとしても反省するのではなく、
「なぜ俺が/私が」と不運を呪ったり、通報者・警察に対して逆恨みに繋がってしまう。これはあまりにも不毛だ。
罪悪感が少ないため、ネット上で上記の悪事を自ら喧伝する者たちもいる。
その情報が拡散し、目にしたネットユーザーから「死ね」などという罵倒が飛ぶことも多いが
これらの悪事は罪であるとしても、死を持って償わせるほどの悪事ではない。
現在ブラック企業やカルト宗教で用いられている洗脳技術を、正しい用途で使うわけだ。
その結果として、幾年か後の社会にはモラルのある素晴らしい者たちで満ちる。
各種メディアの誤報記事や、警察・検察のずさんな捜査による冤罪問題も、社会全体のモラル低下が大きな引き金となっているように思う。
また、現在はモラルの低い者たちが恥を晒しているが、国民の多くが高いモラルを持つようになれば諸外国から尊敬を集めることも不可能ではない。