おはようございます。gooです。Yahooのライバルのgooです。1997年にサービスを開始して以来、もうすぐ8年。gooは日本を代表する検索ポータルとして親しまれてきました。ポータルサイトに求められる最大の機能は、「知りたいこと」をできるだけ確実に、速く見つけるお手伝いをすること。ニュースや天気、地図、TV番組、クルマやダイエットの情報、環境情報といった様々な「知りたいこと」を整理して提供する。英訳や和訳を「知りたい人」に優れた辞書を提供する。そしてなにより「検索」で世界中のwebから「知りたいこと」を探して提供すること、それがgooの仕事です。昨年Googleと提携してweb検索用データベースがさらに充実。ひらがな・カタカナ・漢字が混在する日本語特有のクセを熟知したgooは、ますます強力な検索エンジンになったのです。でも、最近それだけでは足りないなって思うんです。どんなにメニューを増やしても、全ての人の「知りたいこと」を網羅しきれない。検索結果がたくさん出れば出るほど、かえって「知りたいこと」が見つからなかったりする。SF映画に出てくるような「どんな質問にも答えてくれるコンピューター」には、ほど遠いですよね。「検索」は調べるツールではあっても、答えを教えてくれる人工知能ではないんです。で、考えたんです。人工知能がまだムリなら、人の知能に頼ればいいんじゃないかと。頼るなよ、と怒らないでくださいね。これがすごくうまくいったんです。「教えて!goo」というサービスです。何か「知りたいこと」がある人が「教えて!goo」で質問します。もちろん無料です。そして、この質問に回答できる人が「知っていること」を教えてくれます。既に110万を超える質問が書き込まれ、なんとその99.2%に回答が寄せられています。質問者への回答の満足率も90%近くに達しています。ちょっとビックリでしょ。素朴な疑問、専門的な質問、商品購入前の相談、恋の悩み、仕事の悩み、パソコンやインターネットの疑問。ありとあらゆる質問に誰かが答えてくれるのです。約300万人からなるこのコミュニティーは、さらに成長を続けています。ネット上では敬遠されがちな「教えてクン」もここでは大歓迎。もちろん、「教えるサン」はさらに歓迎され、尊敬されています。「教えてクン」と「教えるサン」が善意で結ばれたこのコミュニティーをgooは大切に育てていきたいと思っています。この貴重な「知の集積」を活用すれば、web検索だって変わります。パソコンが相手でも、画面のむこうにはちゃんと誰かがいる、その感覚を大事にしたいと思うんです。人が知りたいと思うこと、教えてと願うことを、誰よりも教えてあげられる存在にgooはなりたい。webで「探す」から、webで「教わる」へ。いつもの、あのサイトで「知りたいこと」が見つからなかったら、是非gooに来てみてくださいね。検索のその先へ。「教えて!」「教える!」goo。
2005 NTTレゾナント