しかし、社会的地位であるとか、もしくはメンタリティなどという視点から見れば、彼はむしろ強者に分類される人だよね。
大学時代の教授の弁を借りれば、他者の手を借りることなく、自立して生きることが出来る障害者を、障害者と呼ぶべきではない。
それは自立した人間に他ならない。
仕事があって、たぶんそこそこの経済力もあって、あらゆる人に慕われ、奥さんや子どもがいる。
そして、発言力がある。
だから、私は乙武さんを障害者というカテゴリーに分類するべきではないと考えている。
もちろん、誰もが分かっていることであるが、彼は障害者のスタンダードではないよね。
私の知っている障害者は、月収10万円以下の零細企業に勤めていて、毎日ボロボロになりながら帰ってくる。
私の妹なんですけどね。ついでに精神障害者だから、もしかすると、乙武さんと引き合いに出すべきではないのかもしれないね。
つらい、辞めたい、でも辞めても次の職場がない。
転職しようとハローワークに相談に行ったら全力で止められるんだってさ。
地方と言えど、月収10万じゃ金銭的な余裕がない。だけどギリギリ障害年金が貰えないラインの等級。
結婚も、たぶん無理。
今はどうにかなっているし、今はとりあえず幸せだけど、先のことを考えたら、もう積んでる状況なのかも。
両親が亡くなったら、きっと私が面倒を見ることになる。だから私も、結婚は諦めた。
どうもね、家系的に精神病になり易いらしくてね、優生学じゃないが、私も妹も、子孫を残すべきではないんだろう。
(精神疾患と遺伝についてはまだ様々な議論があるのだろうけど)
「障害者=可哀相」って短絡的な方程式を頭に突っ込むべきではないんだろうが、
だからと言って、障害者の全員が乙武さんみたいに『強く』生きることが出来る訳では、決してない。
私の家よりも、酷い状況のところなんか、ごまんとあると思う。
彼の生き方、考え方に共感出来る部分はあっても、私は彼を障害者としては見れない。
だからさ、今ホッテントリに上がっている件、乙武さんが前持って、こういう事情があるんですけどって先に説明しとくべきだったと思うよ。
それが出来ない人ではないでしょ?
あなたにある程度の文章力とツテがあれば、今の状況を本にして売れる。 障害者のイメージは乙武氏によってある程度変わった。良くも悪くも。 でもあなたの言う通り、乙武氏は強すぎ...
肉体的と精神的な障害って違う >> 車椅子での移動が出来、身の回りのことも自分で出来る。 << 祖父が晩年身体障害者になったのだけど、 トイレや風呂に入る、服を着替える、...
つうか、障害者の分際でメンタルがマッチョすぎるのがあいつの問題。 そのくせ、老害化が著しいのか、客商売とのいざこざをネットで晒す始末。 ついでに取り巻き(信者がウゼー呼...
結局障害者とはなるべく関わらないようにしましょうになっちゃうな