2012-09-09

Webサービス提供者と利用者のすれ違い

あるWebサービスに居着いた利用者が望むことはサーバー増強によるサービスインフラの安定。一つに絞ればこれしかない。次点で細かい機能や使用感の改善ユーザー保守的だ。

でも提供者は大規模な新機能、新デザインリリースにこだわる。Twitterニコニコ動画Tumblrはてなmixi、全部そう。まるでリリースすることが目的であるようにすら見える。目立つ改善項目がないと銀行から融資してもらえないのか? 「新機能発表する暇があったらサーバー安定させろ」。いったいどれだけのサービスがこういうツッコミを受けてきたんだ。

Webサービス使ってて「ここがもうちょっとよくなればなあ」とは思っても、「根本的に変えなきゃだめだ」と思うアクティブユーザーなんていない。根底レベルで不満なら他の同種サービス使えばいいんだもん。居着いてるってことはそのサービス根本は気に入ってるってことなんだからさ。基本はそのまま、ひたすらサーバーを安定させ、ユーザーの細かい要望を一つ一つ拾って改善していくほかないよ。

インフラ安定させるだけだと社内の開発者UI担当者が暇になってしまうってことかもしれないけど、暇つぶしで新機能や新UIが作られるのは本末転倒だし、上記のようなユーザーへの対応やってるだけで暇はなくなると思うんだけどな。

 

OSとかゲームの開発もそんな印象。見た目や視覚効果を第一の変更点としてユーザーに訴えるメーカーはあまり信用ならない。

OSゲームアップデートで安定してきたところで次のタイトルが発表されてサポート打ち切られたりすると、なんだかなー と思う。

XP・7あたりで一般人は満足してるわけじゃん。これ以上はさすがに要らない進化では、と感じる。

まあ、新しいものを出していかないと成り立たない収益構造になってんだろうね。あと多分これが一番の要因だと思うけど、保守点検系の作業ばっかりやってると提供者は単純につまんないんだろうね。結局感情で動くのが人間から

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