一週間経ってもStudygift騒動が終わらない。終わらないどころか男女の仲がきっかけとか、どんどんと醜悪な事が発覚してて悲しくなってくる。
僕は家入さん界隈から出てくるサービスとか考え方が嫌いで嫌いでしょうがない。数年前からとことん嫌悪感を抱いている。Studygiftも家入発ということで視界に入れないようにしていたのだけれども、目を塞いでも耳から情報が入ってくるぐらい大騒動になってしまっている。
僕がなぜ家入さん界隈に毎度嫌悪感を抱くのだろうと考えてみたところ一定の結論に至ったので家入さんへの誹謗中傷にならない程度にあっさり書いておきたい。本当はもっとドロドロした感情を抱いているんだけど。
最近は猫も杓子も「ソーシャル」と連呼するようになったけども、そういう人達は大雑把に二種類にわけられると思うんだ。
まず一つ目は「ソーシャルに貢献し、活性化させ、価値を高め、そこから自分たちも利益を得る」タイプの人達。例えばこの人。
ソーシャル上にコミュニティを作り、ソーシャルそのものの価値を高めて、自分たちも大きくなろうという感じ。
普通に考えてさ、こういう発想じゃないと利益って得られないよね。それが当たり前だよね。だってさ、相手には何も与えないけど、自分たちだけ利益を得るなんて普通に考えたら辻褄が合わない。どこからその利益が生まれるんだよって話で。
で、僕が家入さん界隈から感じる嫌悪感ってのはそこなんだ。彼らはこういうタイプの人達だ。「ソーシャルは自分たちが気持ちよくなるための道具」だと思ってる人。言い換えると「ソーシャルに何も貢献しないし、何も与えず、そこから利益だけを貪り捕る」人。僕が家入さんに抱く嫌悪感はここに起因するんじゃないかと今回の騒動で確信した次第である。
Studygiftで彼らのやってることは、もちろん本人はそんな意図はこれっぽちも無いのだろうけど、結果的にはソーシャルに寄生してソーシャルを利用してるだけになってる。そこが嫌なんだ。徹夜で必死で努力してプラットフォーム作ってます!努力してます!世の中変えます!みたいな顔してるけども、それ違うと思うよ。そういうのソーシャルとは言わないよ。ただ利用して寄生してるだけじゃん。東京のオシャレな街のオシャレなカフェに集まってオシャレなハットを被った人達が夜な夜な「世界をもっとポジティブに変えちゃおうぜ!俺たちの手で☆」とか話し合っても何も変わらないと思うよ。むしろ今回の件で恐ろしくネガティブでマイナスな感情が日本の一部のソーシャルに当分消えない濃度でまき散らされちゃったけど、どうすんのさこれ。当分消えんよこれ。根が深すぎる。
マルチ商法とかネットワークビジネスとか、あるいは実態の無い投資ファンドで金集めとか、そういう類いと何ら変わりがないと思うのは僕だけか?胴元だけが得をする。他の人はみんなネガティブ状態でフィニッシュ。
もう止めなよ。いやStudygift自体は止めるんだろうけど、中の人はいつものように「障害を乗り越えて突き進む、ハイパーパトロンクリエイター家入が帰ってきました☆」みたいな空気感をまとってそのうち再登場するんだろう。もうやだ。
http://anond.hatelabo.jp/20120525021948 http://anond.hatelabo.jp/20120525091655