海外のネットって面白くなくね?日本で特に象徴的だなあと思うのはにちゃんとはてな。要するに匿名掲示板とソーシャルブックマークがおもしろいと思ってる。派生的なまとめブログもおもしろい、多分ヘビーユーザ的にはこの感覚は共有できるはず。まあ別にできなくても別にいい。
んで個人的にすごい興味深いなあと思うのは、海外のネット(といってもここで指してるのはほぼ英語圏だけ)って眺めててもおもしろくないんだよね。
いやそれはお前の語学力が微妙すぎて理解できてないだけじゃん?とかじゃなくて。割と英語はできるから理解もしているし、確かに理解はネイティブほどではないのだろうけど、そういった理解の深度に依るといったようなことじゃなくてもっと根本的なところでの違いを感じる。
例えば匿名掲示板ではにちゃんが日本にある。とんでもないトラフィックを誇っていて、まあ日本でネット触ってたら名前くらいは嫌でも耳にする存在だわな。
んで、対して、アメリカには4chなるにちゃんの後発サイトがあるというのは割と知られている。仕様は一応にちゃんに似せている(つもり)らしい。
んでここで決定的に違うなあと思うのは、この4chって完全にアニメとか漫画とかのサブカル的な題材扱ってるだけなんだよね。政治経済とかちょっと硬い話題はない、どころかライフハックネタとかも無いんじゃないかな確か。
一方で日本のにちゃんなんて生態はまあ多様だけども知られているように非常に右傾化して先鋭化したネトウヨの存在とかに代表される、政治的な主張を強く持った連中というのがいて、政治経済、はたまた様々な専門分野で論を交わしているというのが実態だ。
こういったのは向こうのだと見られない。ブロゴスフィアなる言葉があって、論壇としてのインターネットの認知というのは遙かに向こうのほうが先に為されていて親しまれているはずなのに、こういった傾向がみられるのは非常に不思議だなあと思う。
また先述のはてな、ソーシャルブックマークの件も非常に不思議。海外ではDelicious、diggあたりが有名で、それ以外にも複数非常に有名なところのソーシャルブックマークってのがある。でもこれもどう表現したらいいのかわからんのだがあまりおもしろいとならんのだよね。実際に付いているブックマークの数も多くはないし、ページに飛んだ先でも面白いユーモアがあったりするわけではないし。まあこのへんは非常に感覚的で意見を異にする人も多いかもしんないっすケド。
とりあえずこういった違いは非常に強いし、例えばTwitterなんかでも日本人が以上にハマりこんでて議論を交わしたりするのに対し、他の国ではあんましなかったりとか。何なんだろうね、この日本人特有の性向っていうのは。日本人のどういった心性がもたらしているものなのか興味深いなあと思うことが多いんだよね。
んで、対して、アメリカには4chなるにちゃんの後発サイトがあるというのは割と知られている。 仕様は一応にちゃんに似せている(つもり)らしい。 んでここで決定的に違うな...
いや、似たような名前でスレッドフロート型掲示板サイトは一応存在するよ。 http://4-ch.net/4ch
ハア? どういう反論?
いや、政治経済でいうなら、著名な大学教授が実名の記名付きのエントリで殴り合いさながらのやりとりしてるよ。 むちゃくちゃ面白いよ。 日本の残念な文系学者の我田引水な話よりも...
違うよ、「日本の文系学者は残念」でしょ。