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はてなキーワード: 謎肉とは

2014-08-17

http://anond.hatelabo.jp/20140816125027

かやくを麺の上に置いても下に置いても、混ぜた時にどうしても容器の下隅に固まってしまい、食べにくくなる傾向がある。さらに、下隅に固まったかやくは、ソースを吸いすぎてしまって、色・味ともに落ちてしまう。特に謎肉ソースの吸収率が高いので辛くなりすぎてしまう。

これらを回避するために、麺とかやくは別々に作り、最後に合わせる、というのを提案したい。

  1. お湯で戻す
  2. お湯を切る
  3. ソースを掛けて、蒸気を逃がすようによく混ぜる
  4. もう一度蓋をして、余ったソースを捨てる
  5. スパイス(&ふりかけ)を掛けてよく混ぜる

かやく

  1. 麺と別の器で戻す
  2. お湯をきる
  3. ソースを少しだけ掛けて味づけする
    • 麺で余ったソースを捨てる際の分をいれてもいいし、ソースから絞りだした残りでもいい

仕上げ

  1. (ふりかけをかける)
  2. 麺の上にかやくを全体的にちらす

ふりかけは、混ぜるときスパイスと同時に入れて混ぜておくと味のなじみがいいが、見た目や食感を重視するなら仕上げの時に掛けるのがいいので、どこで入れるかは好みのタイミングで。

2014-02-19

カップヌードル礼賛

コンビニのカップめんの棚のまえで立ちすくんでさんざん迷ってしまい、途方に暮れた末に、結局カップヌードルカレー味にしてしまうことがよくある。最近はそば系のやつとかもよく食べるけど、カップヌードルのたまに帰ってきたくなる感は異常だ。

その中でもカレー味が1番好き。昔カップヌードルに入っていたよくわからない立方体の肉の塊、ネット上での通称謎肉」はカレースープによく合った。いまは「コロチャー」という別の肉になってしまったけれど。いまのも別に嫌いではないんだけど、やっぱりあの肉がまた食べたいという気はする。(調べるとライトリフィルのほうにはまだ入ってるらしいのだが)



カップ麺世界競争が激しくていろいろな新商品が出ては消えていく。その中でよく見るのが「生麺そっくり」というような、本物のラーメンと比べて遜色ないことを喧伝する謳い文句だ。あと有名ラーメン店とのコラボ商品とかもよく見かける。ふつうに鍋でゆでるタイプの袋麺をめぐる状況もだいたい同じ感じで、マルちゃん正麺という商品がヒットしてから、より生麺っぽい乾麺を目指す技術競争が加熱してきたようにおもう。

しかし、これだけ各社が技と工夫を凝らして新しい麺を開発してるのにもかかわらず、(他のカップ麺と比べれば相対的に値段が安いとはいえ)カップヌードルはこんにちに至るまで淘汰されず、同じ味を守りつづけている。他のインスタント麺が「まるで生麺!」とか「行列のできる店の味!」とかばかりにこだわっている中で、カップヌードル姿勢のあの揺るがなさ。堂々たるものである



それは、カップヌードルが自らひとつの評価軸になってしまったということを意味するのだろう。チョコレートポテトチップスコーラ日本人記憶の中では比較最近登場した食べ物だけど、チョコレートポテトチップスコーラようかんおせんべいやほうじ茶比較しておいしいとかおいしくないとか言いだすひとはいない。チョコレートチョコレート自身なのであって、他の甘いお菓子とは別のジャンル確立しているからだ。それと同様に、カップヌードルラーメンではない。ラーメンや他の麺類とはまったく違う、異質の食品20世紀後半のある時期の日本に突然発明されてしまったということが重要なのであって、この一点においてカップヌードルの偉大さは他のカップ麺比較できるものではない。

そういう食べ物って他に考えられる? いまちょっと考えたけど、乳酸菌飲料とかはそうかもしれない。ヤクルトとかおいしいとおもうんですよね。

後発のインスタント麺はしょせんラーメンイデアの似像に過ぎないので、王道っぽいしょうゆ味やとんこつ味が多いし、カップの形からしてだいたいがどんぶりを模した横長だ。対してカップヌードルは非ラーメンなので、カレーとかチリトマトとかクリームシチューとか、かなりのゲテモノを投入しつづけ、しかもちゃんと受け容れられている。

そして、あの近未来的なデザインの縦長カップ。

そこでおもいだしてみると、カップヌードルCMふつうの家庭人が家で平和カップヌードルを食べてる風景というのはあんまり出てこないことに気づく。たいてい宇宙にいくとか南極に行くとかそういうSF

そう、カップヌードル近未来の食い物なのである

ここまで考えると、あーまんまと広告戦略に踊らされてただけだったなーという気にはなるんだけど。まあ、それにしたって「カップヌードルという食べ物」のセルフイメージ確立するまでの道のりというのはなかなか平坦なものではなかったろう。



21世紀世界にあってもなお、カップヌードル近未来食べ物でありつづけてほしい。

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