はてなキーワード: ビジネス・スクールとは
BBSの住民が同人ゲームを作ったらしい。そのゲームはチープだが、味があってなんとも斬新だった。それを見た秋葉原通のプロジェクトマネージャは、
「すばらしいゲームだね。どれくらいの時間、開発をしていたの」
と尋ねた。 するとプログラマは
「そんなに長い時間じゃないよ」
「もっと開発に時間をかけたら、もっと完成度が上がったんだろうね。おしいなあ」
と言うと、プログラマは、自分と自分の友達が楽しむにはこれで十分だと言った。
「日が高くなるまでゆっくり寝て、それから開発する。飽きたらTwitterでつぶやいて、facebookでイイネしあって。
夜になったら友達と一杯やって、アニメを実況して、ニコ動でミク曲を聞いて…ああ、これでもう一日終わりだね」
「ハーバード・ビジネス・スクールでMBAを取得した人間として、きみにアドバイスしよう。
いいかい、きみは毎日、もっと長い時間、開発をするべきだ。インディーズゲームとして企業に売る。お金が貯まったら開発者を雇う。
そうするとゲームの完成度は上がり、儲けも増える。その儲けで開発ラインを2本、3本と増やしていくんだ。やがてしっかりしたソフトハウスができるまでね。
そうしたら同人流通にゲームを売るのはやめだ。JANコードを取得して、商業流通にゲームを扱ってもらう。その頃にはきみはこのちっぽけな村を
出て広島市に引っ越し、名古屋、東京へと進出していくだろう。きみは六本木ヒルズのオフィスビルから企業の指揮をとるんだ」
プログラマは尋ねた。
「そうなるまでにどれくらいかかるのかね」
「二〇年、いやおそらく二五年でそこまでいくね」
「それからどうなるの」
とPMはにんまりと笑い、
「今度は株を売却して、きみは億万長者になるのさ」
「それで?」
「そうしたら引退して、地上波アニメに不自由しないぐらいの地方都市に移り住んで、日が高くなるまでゆっくり寝て、それから同人ゲームでも開発して、夜になったら友達と一杯やって、アニメとかニコ動で一日を過ごすんだ。どうだい。すばらしいだろう」
有名なコピペだけど、忘れないように貼っておく。
#
メキシコ人の漁師が小さな網に魚をとってきた。その魚はなんとも生きがいい。それを見たアメリカ人旅行者は、
「すばらしい魚だね。どれくらいの時間、漁をしていたの」
と尋ねた。 すると漁師は
「そんなに長い時間じゃないよ」
と答えた。旅行者が
「もっと漁をしていたら、もっと魚が獲れたんだろうね。おしいなあ」
と言うと、漁師は、自分と自分の家族が食べるにはこれで十分だと言った。
「それじゃあ、あまった時間でいったい何をするの」
「日が高くなるまでゆっくり寝て、それから漁に出る。戻ってきたら子どもと遊んで、女房とシエスタして。
夜になったら友達と一杯やって、ギターを弾いて、歌をうたって…ああ、これでもう一日終わりだね」
「ハーバード・ビジネス・スクールでMBAを取得した人間として、きみにアドバイスしよう。いいかい、きみは毎日、
もっと長い時間、漁をするべきだ。
それであまった魚は売る。お金が貯まったら大きな漁船を買う。そうすると漁獲高は上がり、儲けも増える。
その儲けで漁船を2隻、3隻と増やしていくんだ。やがて大漁船団ができるまでね。そうしたら仲介人に
魚を売るのはやめだ。自前の水産品加工工場を建てて、そこに魚を入れる。その頃にはきみはこのちっぽけな
村を出てメキソコシティに引っ越し、ロサンゼルス、ニューヨークへと進出していくだろう。きみはマンハッタンの
漁師は尋ねた。
「そうなるまでにどれくらいかかるのかね」
「二〇年、いやおそらく二五年でそこまでいくね」
「それからどうなるの」
「それから? そのときは本当にすごいことになるよ」
と旅行者はにんまりと笑い、
「今度は株を売却して、きみは億万長者になるのさ」
「それで?」
「そうしたら引退して、海岸近くの小さな村に住んで、日が高くなるまでゆっくり寝て、
日中は釣りをしたり、子どもと遊んだり、奥さんとシエスタして過ごして、
夜になったら友達と一杯やって、ギターを弾いて、歌をうたって過ごすんだ。
どうだい。すばらしいだろう」
オタクが数冊の漫画を買ってきた。そのオタクはなんとも嬉しそうだ。
それを見たリア充は、「面白そうな漫画だね。どれくらいの量、漫画を買っているの」と尋ねた。
するとオタクは「そんなに多くはないよ」と答えた。
リア充が「もっと別なことに金を使っていたら、もっと幸せになれたんだろうね。おしいなあ」と言うと、
「それじゃあ、毎日いったい何をしてるの」とリア充が聞くと、オタクは、
「日が高くなるまでゆっくり寝て、それからアキバに出る。戻ってきたら漫画を読んで、アニメを消化して。
夜になったら友達とチャットをやって、ゲームで対戦して、アニソンをうたって… ああ、これでもう一日終わりだね」
「ハーバード・ビジネス・スクールでMBAを取得した人間として、きみにアドバイスしよう。
いいかい、きみは漫画を捨てるべきだ。それで脱オタする。お金が貯まったらオシャレな服を買う。
そうすると友人が増え、恋人もできる。
アニメゲーム漫画から脱却するんだ。やがて大人になれるまでね。そうしたら搾取されるのはやめだ。
自前の生きがいを見つけて、そこに向かって邁進する。
その頃にはきみはこのちっぽけな部屋を出て就職し、立派な社会人へと成長していくだろう。
きみは誰からも蔑まれないまともな人生を送るんだ」
オタクは尋ねた。「そうなるまでにどれくらいかかるのかね」
「20年、いやおそらく25年でそこまでいくね」
「それからどうなるの」
「それから? そのときは本当にすごいことになるよ」とリア充はにんまりと笑い、
「きみはリア充になるのさ」
「それで?」
「そうしたら居心地のいい小さな部屋に住んで、日が高くなるまでゆっくり寝て日中は好きな場所に行ったり、好きな本を読んだり、
テレビを見て過ごして、夜になったら友達とおしゃべりして、一緒に遊んで、好きな歌をうたって過ごすんだ。どうだい。すばらしいだろう」
アメリカの田舎町。趣味プログラマーがシェアウェアを作っていた。
そのソフトは素晴らしい発想を持っていた。休日に彼の家を訪れた同僚は、
「すばらしいプログラミングの腕と発想力だね。どれくらいの時間、プログラミングをしているの」 と尋ねた。
すると彼は「そんなに長い時間じゃないよ」 と答えた。
同僚が 「もっと開発に時間をかけたら、もっとよいソフトが作れて大ヒットだろうね。おしいなあ」 と言うと、
彼は、公開しているWEBページのサーバー代にはこれで十分だと言った。
「それじゃあ、あまった時間でいったい何をするの」 と同僚が聞くと、彼は、
「RSSリーダーを見て、それから二時間だけプログラミングする。終わったらブログを書いたりtwitterしたり、
夜になったら友達とチャットして、Skypeして、tumblrして…ああ、これでもう一日終わりだね」
すると同僚はまじめな顔で主人に向かってこう言った。
「ハーバード・ビジネス・スクールでMBAを取得した人間として、きみにアドバイスしよう。
いいかい、きみは毎日、もっと長い時間ソフトの開発に時間をさくべきだ。それでバージョンアップを何度もしてソフトを売る。
お金が貯まったら広告を出す。そうすると購入者はさらに増え、儲けも増える。
その儲けで開発者やサポート要員を1人、2人と増やしていくんだ。やがてちゃんとしたソフト会社ができるまでね。
そうしたら趣味のプログラミングはやめだ。販売組織を作って、そこから全世界にマーケティングをかける。
その頃にはきみはこのちっぽけな安アパートを出て都会に引っ越し、シリコンバレーへと進出していくだろう。
きみはシリコンバレーのオフィスビルから企業の指揮をとるんだ」
彼は尋ねた。「そうなるまでにどれくらいかかるのかね」
「20年、いやおそらく10年でそこまでいくね」
「それからどうなるの」
「それから? そのときは本当にすごいことになるよ」 と同僚はにんまりと笑い、
「今度は株を売却して、きみは億万長者になるのさ」
「それで?」
「そうしたら引退して、山間の片田舎に住んで、
http://anond.hatelabo.jp/20080617032448
それを見た増田はは、
「すばらしい使いっぷりだね。どれくらい給料をもらえるの」
と尋ねた。 すると日雇いはは
「そんなに良い給料じゃないよ」
と答えた。増田が
「もっと節約をしていたら、もっとマシな暮らしが出来るのに。おしいなあ」
と言うと、日雇いは、自分が生きるにはこれで十分だと言った。
「それじゃあ、あまった金でいったい何をするの」
夜になったら友達と一杯やって、パチンコをやって…
ああ、これでもう1日終わりだね」
「ハーバード・ビジネス・スクールでMBAを取得した人間として、きみにアドバイスしよう。
いいかい、きみは毎日、もっと節約するべきだ。それであまった金は貯金する。
お金が貯まったらアパートに住むんだ。そうすると自炊が出来て、もっとお金が浮く。
その給料で貯金をを二百、三百と増やしていくんだ。やがて転職活動できるようになるまでね。
そうしたら人材派遣会社に仲介手数料を払うのはやめだ。正社員になって、そこで働く。
その頃にはきみはこのちっぽけな釜ケ崎を出て東京に引っ越し、ロサンゼルス、ニューヨークへと進出していくだろう。
日雇いは尋ねた。
「そうなるまでにどれくらいかかるのかね」
「20年、いやおそらく25年でそこまでいくね」
「それからどうなるの」
「それから? そのときは本当にすごいことになるよ」
と増田はにんまりと笑い、
「それで?」
「そうしたら引退して、新今宮駅近くの小さな街に住んで、日が高くなるまでゆっくり寝て、
日中は日雇い派遣に行ったり、パチンコしたりして、たばこを一箱ふかし
夜になったら友達と1杯やって、過ごすんだ。
どうだい。すばらしいだろう」