2023-08-12

anond:20230812222954

とても良い計画だと思います

私は大学卒業後、数年をかけて準備して、文系の院に進学しましたが、貧乏だったのでTOEFL対策全然お金をかけられませんでした。その上、帰国子女でも何でもないのに100以上必要だったので、中々苦しい思いをしたのを覚えています

もし、お金があったらやりたかたことを書きます

TOEFL対策の塾に行く→TOEFLは独特な方式なので、いつでも相談できるコーチがいた方が心が折れないと思いますアウトプット系の練習は、ちゃん英語知識のある専門家アドバイスをもらった方が心が折れないです。ダメ出しが上手な人にアドバイスをもらえる環境があることが大事だと思います

高めの英会話塾に行く→もし海外経験がないなら英会話をコツコツ練習をしたほうがいいです。安めのオンライン英会話講師レベルピンキリで、人のやる気を削ぐような先生に当たりやすいのでおすすめしません。お金があるなら英会話塾に通ったほうがいい先生に良い指導を受けられると思います

何度も受ける→一度きりのチャンスと思った途端に心が折れそうになりました。模試を受けるくらいの気持ちで月2くらいで受けられたらいいなと思います

TOEFL対策本をたくさん買う→TOEFL系は対策本がいちいち高かったです。ですが、新しい問題をどんどん解くのはい練習になると思います

ちなみに、以下は私が数年かけて70くらいから100に上げた方法です。

自分の専門分野の英語論文を読む→一般公開されている論文自分の分野の初歩的な論文を読みました。また、英語で書かれた初心者向けのリーダーもたくさんマークをつけながら読みました。

Magooshなどに登録する→試験を受ける数ヶ月前から海外のサブスクサイト登録して、新しい問題をたくさん解きました。これ以外にもいくつか種類があると思います。ただ、問題の質はあまり高くありません。

無料大学講義動画を見る→特に海外自分の専門分野の初歩的な講義オンラインで見ました。ものによっては英語字幕があるのでリスニング練習になりました。

英字新聞を読む→海外の方がオンライン新聞の購読料は安いです

私の作戦は、たくさん英文を読んで分からない単語を徐々に覚え、英語にもなれるというものでした。これによって、英語を読むことは得意になったのですが、それ以外が苦手という弱点も残りました。ただ、個人的感覚ですが、TOEFLリスニングは70%くらいしか会話の内容が理解できなくても80〜90%くらいは得点が取れるように感じます。つまりテクニック大事と言うことです。TOEFLの点を上げるだけなら、それなりのお金と多少の時間があれば、80くらいなら届くと思います

TOEFL80点に到達した時、「たったこれだけの英語力で80って取れるんだ…」と思うと思います。私は100ちょい取りましたが、英語講義ディスカッションの半分くらいしか満足にできていません。読むのはまあまあ得意ですが、ネイティブには全く届きません。リスニングは壊滅的です。なので、あまり気負いすぎなくていいと思います

とはいえ文系大学院生にとって80は必須です。何より、英語の文献を大量に読む技術必要不可欠です。たとえ専門分野が日本文化であっても、英語論文を読むことは避けられません。なにより、私の分野だと特に英語文献の方が数が日本語文献の何十倍、何百倍も多いです。英語論文を読んで理解できるかどうか、英語コミュニケーションがとれるか、ということは修士論文の質に関わると思います。なので、時間をかけて勉強をすることをお勧めします。

長くなって申し訳ないです。決して簡単なことではないかもしれないですが、不可能なことでもないです。ぜひ頑張ってください。

記事への反応 -
  • 会社員で中学生と高校生の子どもがいて反抗期が大変で学費もこれからかかるというのに、すごく大学院行きたい。キャリアアップとかはホントどうでも良くて、単に人文系の大学院に...

    • とても良い計画だと思います。 私は大学卒業後、数年をかけて準備して、文系の院に進学しましたが、貧乏だったのでTOEFL対策に全然お金をかけられませんでした。その上、帰国子女で...

    • 80くらいなら量をこなせば何とかなる

    • 俺個人の体験としては、通信高校時代に、入学式で隣に座ってたおばあちゃんが3年生になった頃には英語がペラペラになってたことはあったな あとこのまとめとかも助けになるかもhttps:...

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