2017-09-10

anond:20170910085630

大丈夫日か?

はてブ界隈では8時間仕事終了して当たり前!

みたいな考えが絶賛されている

 

多分、その考え方が誤解だ

時間仕事は終了するのだが、例えば、2時間(あるいはもっと自主勉強時間に充てる、いや、充てざるを得ないのだと思う

技術革新が激しすぎて、大量の勉強時間必要なので

あるいは単純労働場合副業(別の逃げ道、例えばYouTuber)でもいい

これは良かれ悪しかれ避けられない

 

もっとも、資本主義の考え方自体労働者給料に「教育費」も入っているということになっているらしい

(この場合の「教育費」は、労働者の子供の教育費ではなく、技術革新対応するための労働者自身に対する教育費)

 

終身雇用はもはや現実的ではないのだが(例外もあるが)、終身雇用の良かった点は長時間労働とセットになっていたという点で、

労働時間の中で上司教育していた。つまり教育時間にも給料は出ていた その意味でのサービス残業の横行は、例えば、

生活残業」という考え方自体、無理があったとも言える

 

さらに言えば、単純労働サービス残業教育意味をなさないため、一方的搾取であり、企業モラルはほぼ全壊していたと思う

また、「社内教育」で上司教育する内容自体、その企業特有一般性の欠ける物も多く、激しい技術革新にも対応づらい

 

いずれにせよ、必要となる技術がいつどう変わるか分からないため、いつ自分所属する事業部がなくなるか分からない状態に近いのかも知れない

(正確に言えば、非線形スピードの速い技術革新が起こる)

 

受け身の姿勢では上手く行かないと思う

自主的勉強出来る敷居が低くなった以上、自主的勉強せざるを得ない

もちろん、日本一国の問題ではなく、世界中自主的勉強する人間ほとんど全員参加してくるようなフェアな戦いだ

 

とすると、例えば、人を集める企業を作る場合、「社内師弟制度」などで社内勉強会スタープレイヤーから直伝してもらえる

という考え方もありなのかも知れない(もちろん、教えられる方はスタープレイヤー授業料を支払う必要はある)

有名人達が「会費を払って働かせてもらう」システムを作っているが、そちらに参加する人間もいるだろう

 

個々人が個人事業主的に自律的に動いていく必要がある時代が近づいて来ているのかも知れない

受け身のベルトコンベアに乗ったような人生時代強制的に終わらされたのかも知れない

受け身でも生きられると思うが、死ぬまで働かされる時代になる可能性が高いのではないか

 

この文を書いている筆者自身はさっさとシンギュラリティが起こって欲しいし、遊んで暮らしたいとは思っている

だが、シンギュラリティがいつ起こるか、あるいは、本当に起こるのかは誰も保証していない

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