番組中、ADHDの子がなぜ授業に集中できないのか、その時、彼女は何を考えていたのかの解説をしていたのだが、小学生の頃の私を見ているような気分になり、ネットを徘徊してADHD自己診断チェックや、その特徴を読み漁った。
・片付けが苦手
・物をすぐ無くす
・集中が持続せず人の話をあまり聞いていない
・ケアレスミスが多い
・飽きっぽい
・独り言が多い
・話が飛躍する
などなど、けっこう当てはまる。
(時間が守れない、約束を破る、座っていると立ちたくなるなどは当てはまらないが。立ちたくはならないけど揺れがち)
ADHDっぽい傾向が顕著に出ていた小学生の頃、番組を見たことで思い返すとあれが本当に辛い時期だった。
すぐ気が散るので先生の話が聞けない→ゆえに宿題や明日持っていくものなど聞いてない→当然、宿題はやってないし、忘れ物も山ほど→先生に怒られる→男子からバカにされる(女子は何故かかばってくれた)→すぐ泣く→余計にいじめられる
という毎日だった。
あの当時は本当に、人の話を聞くことも、勉強の仕方もどう行えばいいのかが全く分からなかった。
集中しなさいって言われても、集中の仕方なんて皆目分からないし、思考があちこちに行ってしまうことをコントロールすることもできないし、そしてそれを説明できないし。
ついでに、歯磨きをしなかったから虫歯だらけだし、お風呂も湯船に浸かるだけ。ランドセルや机からカピカピのパンが出てくる始末。
ここまで書き出すと親が呼び出されてもおかしくない気がするが、おそらく先生は私に関心が無かったのだろう。
私が授業を妨害するわけでも、誰がに暴力をふるうわけでもないので、放置されたのではないかと推測する。
では、家で問題にならなかったのかと言うと、私の兄がアスペルガーでそれこそ学校で問題を起こしまくっていたため、私の問題など取るに足らないものだったのだろう。
母はしょっちゅう学校から呼び出され、教師から「○○くんのために授業が進まない」などと言われていたそうだ。
当時は発達障害が今ほど問題になっておらず、母はノイローゼに、兄は引きこもりになった。
ちなみに父は外に女がいて家にほとんどいなかった。
そんな環境だったこともあり、本当に誰も私を見てくれていなかったって未だに思っている。
毎日先生に怒られ、男の子からいじめられるのは辛いし、本当は学校になんて行きたくなかった。
そこで思い切って母に「学校に行きたくない」と訴えたところ、「あんたまでそういうこと言うの勘弁してよ」と言われて、それからひたすら我慢して登校した。
プリントも教科書も入れっぱなしのランドセルはとても重く、虫歯は痛く、頭は臭かった。
先月派手に転倒して顔を縫ったあたり、ものすごくそそっかしいことに間違いはないんだな。
これまでだって知らなかったことだから別に分からないままでいいんだけど、ただ、あの辛かったころの私に手を差しのべてあげたいな。
一緒にお風呂に入って髪を洗ってあげながら、学校で何があったのか聞いてあげたい。
今、そういう救いが必要な子に何か出来ることってないのかな。
集中力と根気が続く限りだけど、考えたいなあ。
本当に辛かったもん。
スクールカウンセラーになってあげてください。 貴方のようなしんどい思いをしている児童はたくさんいます。 助けてあげて
辛かったね。大変だったね。 うちもいろいろあった。今はそういう子たちがいるって分かってきたし、ケアも進んでいくと思う。番組では15人に一人と言っていたから仲間も多いと思う...
発達障害のクズが生きる力(笑)を発揮しようとすると迷惑という話なんですが