2015-10-25

声に出して読み(聞かせされ)たい日本語

「おちんちん、おっきしようね。」

何事も、初めが肝心です。これは、優しく勃起へと導く言葉で、勃起男性だけの努力ではなく、相互の歩みよりが必要であるという思想がにじみ出る珠玉一言です。

ペニスを指す言葉は「チンコ」のような粗野な表現ではなく、丁寧な「お」のついた「ちんちん」が採用されています。これは、同じ言葉の繰り返しによってより安心感を高め、行為へのコミットを増強する作用があると考えますさらに、「おっき」という初等的な言葉を重ねることによって、一層の効果が期待されます

「わー、おちんちんカチカチになってきたね。」

良い結果を得るためには、序盤での適切なフィードバックが肝心です。冒頭、喜びの感嘆を表現することによって勃起は間違ったことでは無いという正のフィードバックを行っているとともに、後半では徐々に固くなるペニス認識を共有することによって、一つのゴールへと向かっていく一体感を醸成しています

「シコシコきもちいね。」

快感は決し悪いことでは無いということを、十分に認識する必要があります。ここでは、「あなた気持ち良いと、私も嬉しい」というメッセージをしっかりと与え、男性快感が相手との温度差を生み出さない、という共感姿勢を表しています

ここでは、ペニスをシゴくことを「シコシコ」という擬態語表現することによって、リラックスした雰囲気演出しています

しろおしっこ、ぴゅっぴゅしましょーね。」

最後までやり遂げるためには明確なゴール設定が必要です。ゴールが近くなってきたら、最終的にどうなるかを明らかにしましょう。

ここでは婉曲表現として「しろおしっこ」を採用しています。これは、出てくるものをどのように認識すべきかを優しく指示していると考えます最後に出るのは、決して不自然邪悪ものではなく、小便のように自然現象であるということを示唆しています。また、「ぴゅっぴゅ」と言う言葉擬態語であり筋肉の収縮に合わせて、粘度のある液体が飛び出す様子を余すところ無くとらえています

「でそうだったら、ガマンしなくて、いいんだよ。」

最後のためらいを突破し、ラストスパートをかける一言です。いつものことと分かっていても、ゴールが近くなると高まる快感に戸惑いがちです。そこで、決して我慢する必要がなく、快感享受することが良いことだという明確な宣言が必要になります

「ぴゅっ、ぴゅっ。ぴゅ、ぴゅーっ。」

シャワーの音を聞くと条件付けによって尿意を感じるように、条件付けを利用して、ここでゴールだという風に明確なトリガーを引いています。上と同じように擬態語によって、粘液の射出を誘導しています

「(ビュク、ビュクッ...) (ドロー)」

これまで、快楽を完全に肯定されて、現実から引き離されていたところに、それを破壊してしまうかもしれない「吹き出す液体」と言う現実が襲いかかる。「ぴゅっぴゅ」などという可愛い言葉とは裏腹に、熱く濃い液体がドロリと滴り落ちる。快楽に包まれ幻想からだんだん快楽が引いて行き、現実に引き戻される。

この様にして、快楽絶頂現実性の回復を表す様子をここでは表現している。

「ちゃんと、しろいのだせたね。えらい、えらい。」

ゴールを迎えた後は、フィードバックを行うことが大切です。

強烈な快楽の後には、虚無感と罪悪感だけが残ると想定されますから、そこを埋め合わせて余りある受容感が必要です。(快楽絶頂を感じ、その後には何も残らない)こんな自分でも受け入れられていると感じさせる一言になっています

ペニスを扱き、快感を感じることは一見とても容易で低レベルなことと思われがちですが、このような小さなステップを重ねていくが人間に大切です。ですから、ここできちんと褒めてあげることは非常に重要であり、快楽は間違っていないというメッセージ最後まで一貫して伝えることで完結します。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん