子どもを生み育てるというのは並大抵のことではない。そしてそれ自体、とても尊い行為だ。けれども、愛する子どものためにしていることが、結果的に自分自身をも育てることになっていることも多い。ここでは、子どもを生み育てることで得られる効能を紹介してみよう。
1.筋力が強くなる!
お母さんになると、とにかく物理的に力が強くなる。 子どもを抱えながら同時に荷物を持つなど、筋力を酷使する機会が増えるからだ。子どもが出来るまでは重たいものを持つことのなかった女性も、パワフルに生まれ変わるかもしれない。
2.ストレス耐性がつく!
子育てはとにかく大変。夜中なんども泣いたりすることなんて日常茶飯事だ。けれども、愛する我が子のためと頑張ってると精神的にも鍛えられてくる。若くして出産したお母さんは、歳のわりに肝が座っていると言われることもあるだろう。以前よりストレス耐性がついてくる。
3.見た目が落ち着いてくる
最近は「美魔女」ような歳のわりに若いお母さんも増えている。けれども、一般的には子どもを生むと見た目も落ち着いてくるだろう。そのことによって、あなたはさらに魅力的な女性になるかもしれない。
4.意思力が強くなる!
例えば、結婚して気にかかることのひとつが嫁姑問題だろう。けれども、お母さんになると、こわかった義母に対して強気でいられるようになったとの声もある。どちらかというと内気な人が、子育てに関してだけは譲らなくなったりする。つまり、意思の力が強くなるのだ。
5.虫の類いに耐性ができる
最近は、虫食もゆっくりと一般化してきた。けれども、まだ女性の中には、虫が苦手な人も多いのではないだろうか。しかし、子どもが生まれると、家に出没したクモやゴキブリをやっつけられるようになったという人も多いらしい。 また、男の子が生まれた場合、ガブトムシやクワガタを家で飼うこともあるだろう。つまり、虫に免疫ができる機会が増えるのだ。
子どもを生むまで、この衛生インフラの行き届いた日本では、人のウンコに対面する機会は稀だろう。だが、子どもが生まれそしてお世話をしていく中で、嫌でも対面することだ。かわいい我が子のウンチなら、手でダイレクトキャッチもできるようになる人も多いだろう。
7.しっかり働くようになった!
子どもができるまでは、家事や仕事を面倒くさがって手抜きをする部分があったかもしれない。けれども、子どものお世話をすることで、効率化を計らないと時間が足りなくなってしまう。その環境に対応するため、限られた時間の中でしっかり働くようになるだろう。
8.聴き上手になる!
もしかしたら、あなたは子どもが生まれるまで、どちらかというと一方的に自分のことを話したり、相手の話も自分が聞きたい部分だけを聞く傾向があるのではないだろうか。けれども、子どもを相手にしていたらそのような態度は通用しない。ちゃんと人の話に耳を傾けることが必要になってくるのだ。
9.観察力がアップ!
子どもははじめから言葉で話すわけではない。ましてや、論理的に自分のことを話せるようになるには多くの時間を有するだろう。その時、あなたはよく観察し対応しなければ子どもの欲しているニーズをかなえることはできない。些細な感情や態度、体調の変化を察して、微妙な変化をも読み取れるようになる。
仕事や家事、そして、育児を両立することは並大抵のことではありません。最近では、家事や育児を手伝ってくれる夫も増えているが、それでも、一度にひとつのことをやっていたのでは、なかなかタスクはこなせません。洗濯機をかけている間に食事の用意をするとか、その忙しさに対応していると、あなたのスケジュール管理能力は格段にアップするだろう。
子育ては1人ではできない。つまり、周囲の力を借りなければならない機会が増える。ママ友も今まであなたが出会ってきた人たちと違うタイプかもしれないし、見知らぬ人と話す機会も増えるだろう。また、子どものために人に謝ることもあるかもしれない。それを我が子のためとこなしていく中であなたはの協調性という能力は飛躍的にアップするだろう。
もちろん個人差はあるが、 「母は強い」。
中には、夫が頼りないからだとか、母は強くないと務まらないから強い人がさらに強くなっているのだなどの意見もあるだろう。あと強さが行き過ぎてモンスター化することへの懸念もないわけではない。